GlassFish Serverクラスターの作成
作成したGlassFish Serverクラスターに対して以下の2つの項目を設定してください。
定義項目  | 設定内容  | 
|---|---|
非フラグメントモード  | ORBの送信データが分割しないようにするため、Java VMオプション(システムプロパティ)に以下の値を設定してください。 -Dcom.sun.corba.ee.giop.ORBGIOP12BuffMgr=GROW 本プロパティを設定するという方法で、最大メッセージ分割サイズの設定値にかかわらず、送信データが分割されなくなります。  | 
ホスト名の指定  | 「IIOPリスナー」の「ネットワークアドレス」にサーバーの実IPアドレスまたはホスト名を指定してください。  | 
Java VMオプションの値は、asadminコマンドを使用して変更できます。詳細については、「10.1.16.4 create-jvm-optionsサブコマンド」を参照してください。
IIOPリスナーの設定は、asadminコマンドを使用して変更できます。詳細については、「8.8.4 IIOPサービスの定義項目」を参照してください。
接続先の送信データサイズが256000byteを超える場合は、「6.11.2 通信データサイズに関する注意事項」を参照し、最大受信バッファーサイズの拡張をしてください。
注意
それぞれの負荷分散対象のサーバーに作成されるGlassFish Serverクラスターの定義内容は、各サーバー同じにする必要があります。同じEJBアプリケーションが配備されているGlassFish ServerクラスターのIIOPリスナーのポート番号は、各サーバー同じにしてください。