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Interstage Application Server V13.0.0 GlassFish 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

4.15.2 メッセージブローカの運用形態

DASにおいてJMSを使用する場合、以下のいずれかの形態でメッセージブローカを運用できます。

メッセージブローカの運用形態については、「メッセージブローカの運用形態」を参照してください。

注意

  • メッセージブローカのEMBEDDED運用は、アプリケーションを開発する際の実行環境として使用してください。
    システム稼働に向けたテストおよびシステム稼働は、メッセージブローカのREMOTE運用で行ってください。

  • DASにおいてメッセージブローカのEMBEDDED運用を行う場合、メッセージブローカのインスタンス名は、デフォルトで「imqbroker」になり、変更することはできません。
    DASにおけるメッセージブローカのEMBEDDED運用と、GlassFish ServerクラスターにおけるメッセージブローカのREMOTE運用を併用する場合は、REMOTE運用するメッセージブローカのインスタンス名を「imqbroker」以外にしてください。

運用形態の変更

メッセージブローカの運用形態を変更する場合は、asadmin setサブコマンドを使用して、DASのJMSサービスの定義項目を変更します。
typeプロパティを「REMOTE」または「EMBEDDED」に変更し、DASを再起動してください。

コマンドの詳細については、「10.1.4.2 setサブコマンド」を参照してください。また、定義項目の詳細については、「8.8.10 JMSサービスの定義項目」を参照してください。

注意

  • メッセージブローカのEMBEDDED運用は、アプリケーションを開発する際の実行環境として使用してください。
    システム稼働に向けたテストおよびシステム稼働は、メッセージブローカのREMOTE運用で行ってください。

  • DASにおいてメッセージブローカのEMBEDDED運用を行う場合、メッセージブローカのインスタンス名は、デフォルトで「imqbroker」になり、変更することはできません。
    DASにおけるメッセージブローカのEMBEDDED運用と、GlassFish ServerクラスターにおけるメッセージブローカのREMOTE運用を併用する場合は、REMOTE運用するメッセージブローカのインスタンス名を「imqbroker」以外にしてください。

C:\Interstage\glassfish5\glassfish\bin\asadmin set server.jms-service.type=EMBEDDED

/opt/FJSViaps/glassfish5/glassfish/bin/asadmin set server.jms-service.type=EMBEDDED

運用形態の確認

現在設定されている運用形態を確認する場合は、asadmin getサブコマンドを使用します。

コマンドの詳細については、「10.1.4.1 getサブコマンド」を参照してください。

C:\Interstage\glassfish5\glassfish\bin\asadmin get server.jms-service.type
server.jms-service.type=EMBEDDED
Command get executed successfully.

/opt/FJSViaps/glassfish5/glassfish/bin/asadmin get server.jms-service.type
server.jms-service.type=EMBEDDED
Command get executed successfully.