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Interstage Application Server V13.0.0 GlassFish 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

4.8.2 Webサーバーを経由する運用から変更する場合

WebサーバーとGlassFish Serverクラスターを同じマシンで運用していたか、別のマシンで運用していたかによって、操作が異なります。

4.8.2.1 WebサーバーとGlassFish Serverクラスターを同じマシンで運用していた場合

  1. asadminコマンドのdelete-web-server-refサブコマンドを使用し、WebサーバーとGlassFish Serverクラスターの連携を解除します。
    連携を解除すると、自動的にWebコンテナへアクセスする運用形態が“direct”に設定されます。

    連携を解除するGlassFish ServerクラスターCluster001、WebサーバーがFJapacheの場合

    C:\Interstage\glassfish5\glassfish\bin\asadmin delete-web-server-ref --target Cluster001 FJapache

    /opt/FJSViaps/glassfish5/glassfish/bin/asadmin delete-web-server-ref --target Cluster001 FJapache

  2. 設定の変更を反映させるため、Webサーバーを起動または再起動させてください。

4.8.2.2 WebサーバーとGlassFish Serverクラスターを別のマシンで運用していた場合

Webサーバー側とGlassFish Serverクラスター側で、以下のように設定します。

Webサーバー側の設定

  1. wscadminコマンドのdelete-instance-refサブコマンドを使用し、WebサーバーとGlassFish Serverクラスターの連携を解除します。

    連携解除するWebサーバー名がFJapache 、GlassFish ServerクラスターCluster001、すべてのインスタンス情報を削除する場合

    C:\Interstage\F3FMwsc\bin\wscadmin delete-instance-ref --webserver FJapache --target Cluster001 all

    /opt/FJSVwsc/bin/wscadmin delete-instance-ref --webserver FJapache --target Cluster001 all

  2. 設定の変更を反映させるため、Webサーバーを起動または再起動させてください。

GlassFish Serverクラスター側の設定

  1. GlassFish Serverクラスター側のマシンで、asadminコマンドのsetサブコマンドを使用し、Webコンテナへアクセスする運用形態を“direct”に変更します。詳細は、「8.8.3 ネットワーク設定の定義項目」の「Webコンテナへアクセスする運用形態」を参照してください。