ページの先頭行へ戻る
Interstage Application Server V13.0.0 GlassFish 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

2.6.5 ファイルアップロード機能

Servlet 3.0で、ファイルアップロード機能が追加されました。ここでは、ファイルアップロード機能を使用する上での注意事項を記載します。

注意

  • 送信するファイルのサイズのバイト数の上限は、max-post-size-bytesプロパティでは有効になりません。以下で指定してください。

    • サーブレットの@MultipartConfigアノテーションのmaxFileSize

    • web.xmlの<servlet> - <multipart-config> - <max-file-size>

  • 以下で指定した値よりもサイズが大きいファイルのアップロードが行われる場合、locationに指定した場所に一時ファイルが作成されます。ファイルのアップロード中にブラウザを閉じるなどしてファイルのアップロードを中断した場合、一時ファイルが残存しますが、このファイルは後に自動的に削除されます。

    • サーブレットの@MultipartConfigアノテーションのfileSizeThreshold

    • web.xmlの<servlet> - <multipart-config> - <file-size-threshold>

  • ただし、自動的に削除される前にプロセスが停止した場合には、ファイルが削除されず残存します。この場合は、手動で以下の一時ファイルを削除するようにしてください。

    • プレフィックス「upload」、拡張子「.tmp」のファイル