作成される一時ファイル
GlassFishでは以下の一時ファイルが作成されます。
ファイル名 | gendContent*.zip(*は任意の文字列) |
作成ディレクトリー | DASに指定されたシステムプロパティ「java.io.tmpdir」指定のディレクトリー |
作成契機 | アプリケーション配備時 |
削除契機 | DAS停止時 |
ディレクトリー名 | fileinstall-* (*は任意の文字列) |
作成ディレクトリー | DASに指定されたシステムプロパティ「java.io.tmpdir」指定のディレクトリー |
作成契機 | DASまたはGlassFish Serverインスタンス起動時 |
削除契機 | DASまたはGlassFish Serverインスタンス停止時 |
ファイル名 | mt.*.xml (*は任意の文字列) |
作成ディレクトリー | DASに指定されたシステムプロパティ「java.io.tmpdir」指定のディレクトリー |
作成契機 | リポジトリーの同期化処理の開始時 |
削除契機 | リポジトリーの同期化処理の完了時 |
ファイル名 | <パッケージファイル名>*.<任意の拡張子> (*は任意の数字列) |
作成ディレクトリー | DASに指定されたシステムプロパティ「java.io.tmpdir」指定のディレクトリー |
作成契機 | GlassFish Server管理コンソールからパッケージファイルをアップロードしてアプリケーションを配備開始時 |
削除契機 | GlassFish Server管理コンソールからパッケージファイルをアップロードしてアプリケーションを配備完了時 |
一時ファイルの削除方法
DASやGlassFish Serverインスタンスの異常終了により一時ファイルが残存した場合、以下の方法で削除することが可能です。
DASおよびすべてのGlassFish Serverインスタンスを停止してください。
一時ファイルの作成ディレクトリーに移動してください。
一時ファイル(ディレクトリー)を削除してください。
システムプロパティ「java.io.tmpdir」は、jinfoコマンドで取得してください。jinfoコマンドについては「チューニングガイド」の「OpenJDK 8のチューニング」-「基礎知識」-「JDK関連のドキュメント」を参照してください。
例
JDK8のjinfoコマンドを利用してDASに指定されたシステムプロパティ「java.io.tmpdir」を取得する場合
C:\Interstage\openjdk\jdk8\bin\jinfo.exe <DASのPID> | find "java.io.tmpdir" |
/opt/FJSViaps/openjdk/jdk8/bin/jinfo <DASのPID> | grep "java\.io\.tmpdir" |