One Shot Installer のメッセージを、アルファベット順に説明します。
注意
One Shot Installerは、PRIMECLUSTER 4.3A10以降では使用できません。
内容
インストールサーバの IP アドレスが複数のネットワークインタフェースに存在しているため異常が発生しました。
対処
以下の手順をインストールサーバ上で実施してください。
現在のネットワークインタフェースの情報を確認します。
# ifconfig -a
1. で取得した結果から "UP" が表示されていないすべてのネットワークインタフェースに対して以下のコマンドを実行します。
# ifconfig <インタフェース名> unplumb
再度 cluster_setup を実行してください。
* 2. の操作で指定されたインタフェースは、"ifconfig -a" で表示されない状態となっていますが、インストールサーバの次回のブート後に以前の状態に戻ります。
内容
指定されたマウントポイントは他のスライスですでに設定済みです。
対処
他のマウントポイントを指定してください。
内容
CD イメージが存在するため、格納先ディレクトリは削除できません。
対処
格納先ディレクトリ配下の CD イメージをすべて削除してから、格納先ディレクトリを削除してください。
内容
HOSTNAME を追加しようとしましたが、/etc/inet/hosts ファイルに IP アドレスが記述されていません。
対処
/etc/inet/hosts にノード名と IP アドレスを記述した後、再度 cluster_setup を実行してください。
内容
HOSTNAME を追加しようとしましたが、/etc/ethers ファイルに MAC アドレスが記述されていません。
対処
/etc/ethers にノード名と MAC アドレスを記述した後、再度 cluster_setup を実行してください。
内容
Solaris CD イメージで提供されている rm_install_client コマンドが存在しないため、<HOSTNAME> に関連する Solaris JumpStart の設定情報が削除できません。
対処
"1 of 2" または "CD1" という名前の Solaris CD を CD-ROM 装置にセットし、以下のように実行してください。
<CDROM-MountPoint>/Solaris_X/Tools/rm_install_client <HOSTNAME>
内容
メッセージに表示された製品が同じ製品であるため、cluster_setup で同時にインストールできません。
対処
メッセージに沿って、ENTER キーを押した後、再度製品の一覧からインストールする製品を選択し直してください。
内容
入力した値が正しくありません。
対処
問い合わせメッセージに従って正しい値を入力してください。
内容
選択したスライス以外にすべてのディスク領域が割り当てられています。
対処
すべてのディスク領域を割り当てているスライスを修正して、再度選択してください。
内容
指定されたディレクトリは製品 CD の複写先に指定できません。
対処
製品 CD の複写先には空のディレクトリを指定してください。
内容
選択されたスライスより前に、残りのディスク領域がすべて割り当てられています。
対処
残りのディスク領域を割り当てているスライスを修正して、再度選択してください。
内容
overlap スライスを変更することはできません。
対処
他のスライスを選択してください。
内容
add_install_client コマンドでエラーが発生しました。ネットワークインストールに必要な /etc/bootparams に値を設定できませんでした。このファイルには、アーキテクチャ、IP アドレス、MAC アドレス、Solaris CD イメージ格納ディレクトリ、事前情報ファイル格納ディレクトリ、rules ファイル格納ディレクトリが設定されます。
対処
詳細情報によって、/etc/inet/hosts ファイル、/etc/ethers ファイルに正しくノードの IP アドレス、ノード名が記述されているか確認してください。その後、再度 cluster_setup を実行してください。
内容
Solaris CD で提供されている check コマンドで異常が発生しました。
対処
再度 cluster_setup を実行し、詳細情報によって、正しいブートデバイスやディスクスライスの番号、容量、マウントポイントなどを設定してください。
内容
Solaris CD の複写先に、check(1M) が存在していません。
対処
PRIMECLUSTERのインストールガイドの "インストール" を参照して再度 Solaris CD を複写してください。
内容
インストールサーバとしている HOSTNAME のノード名や IP アドレスは /etc/inet/hosts に存在しません。
対処
/etc/inet/hosts に HOSTNAME のノード名と IP アドレスを追加した後、再度 cluster_setup を実行してください。
内容
Solaris CD イメージが指定された複写先に複写されていません。
対処
PRIMECLUSTERのインストールガイドの "インストール" を参照して Solaris CD イメージを複写してください。
内容
指定したネットワークインタフェースが存在しないため、インストールできません。
対処
cluster_setup で正しい情報を設定してください。その後、再度ネットワークインストールを実行(PRIMECLUSTER のインストールガイドを参照)してください。
内容
Solaris CD イメージのディレクトリがマウントできません。
対処
/etc/dfs/dfstab ファイルに Solaris を複写したディレクトリを share する文を追加してください。
share -F nfs -o ro,anon=0 <Solaris を複写したディレクトリ>
その後、インストールサーバ上で shareall コマンドを実行し、再度ネットワークインストールを実行(PRIMECLUSTERのインストールガイドを参照)してください。
内容
製品 CD の複写に失敗しました。
対処
複写先の空き容量が十分であるか確認してください。
このメッセージが表示された場合は、途中まで複写された製品 CD イメージは削除されます。
内容
CD イメージの複写に失敗しました。
対処
複写先のディスクの空き容量が十分あるか確認してください。
内容
Solaris CD イメージのディレクトリがマウントできません。
対処
/etc/dfs/dfstab ファイルに Solaris を複写したディレクトリを share する文を追加してください。
share -F nfs -o ro,anon=0 <Solaris を複写したディレクトリ>
その後、インストールサーバ上で shareall コマンドを実行し、再度ネットワークインストールを実行(PRIMECLUSTERのインストールガイドを参照)してください。
内容
指定されたディレクトリはすでに share されています。
対処
share コマンドで現在の share 状況を確認し、指定したディレクトリまたは親階層のディレクトリがすでに share されている場合、share されていないディレクトリを再度指定してください。
内容
入力された複写先はすでに登録済みです。
対処
メニューから登録されたディレクトリを選択するか、または、登録されていないディレクトリ名を入力してください。
内容
サポート対象外の製品です。
対処
挿入された CD-ROM はサポート対象外の製品です。ファイルシステムから製品を複写する場合、指定したパスが正しいか確認してください。
内容
cluster_setup は他で実行中です。または、前回正常に終了されませんでした。
対処
実行中の cluster_setup を終了し、再度 cluster_setup を実行してください。または、次のファイルが存在している場合は削除してください。
/tmp/FJSVclis_mainlock_file