GFS 共用ファイルシステムのエラーメッセージについての対処の指示により、各デーモンのコアイメージの採取が必要な場合があります。
以下に sfcfrmd デーモンに対するコアイメージの採取の手順を示します。GFS 共用ファイルシステムを構成するすべてのノードにおいてスーパーユーザー権限で以下の手順を行います。
プロセス番号の特定
ps(1) により、プロセス番号を特定します。sfcfrmd デーモン以外が対象の場合は、grep(1) の引数を変えてください。
# /usr/bin/ps -e | /usr/bin/grep sfcfrmd <Enter> 5639 ? 0:25 sfcfrmd |
出力の先頭が sfcfrmd デーモンのプロセス番号です。sfcfrmd デーモンが動作していない場合は、出力されません。動作していない場合は、他のノードで採取してください。
参照
ps(1) および grep(1) の詳細は、Solaris のマニュアルを参照してください。
コアイメージの取得
gcore(1) により、sfcfrmd のコアイメージをファイル /var/tmp/sfcfrmd_node1.5639 へ採取します。その後、compress(1) でファイルを圧縮します。
# /usr/bin/gcore -o /var/tmp/sfcfrmd_node1 5639 <Enter> gcore: /var/tmp/sfcfrmd_node1.5639 dumped # /usr/bin/compress /var/tmp/sfcfrmd_node1.5639 <Enter> # /usr/bin/ls -l /var/tmp/sfcfrmd_node1.5639.Z <Enter> -rw-rw-r-- 1 root other 1075577 6月 12日 16:30 /var/tmp/sfcfrmd_node1.5639.Z # |
参照
compress(1) の詳細は、Solaris のマニュアルを参照してください。