形式
sfcfrmstart [ -f ]
機能説明
オプション
以下のオプションが指定できます。
クラスタ整合状態が保証されるまで起動が保留されている sfcfrmd デーモンを強制起動します。
sfcfrmd デーモンの起動が保留されていることは、メッセージ“WARNING: sfcfsrm:5001: Starting the sfcfrmd daemon was suspended because quorum does not exist”が出力されていることで確認できます。
使用例
sfcfrmd デーモンが停止している状態で sfcfrmd デーモンを起動する場合
# sfcfrmstart <Enter> |
sfcfrmd デーモンの起動が保留されている状態で sfcfrmd デーモンを強制起動する場合
# sfcfrmstart -f <Enter> |
関連ファイル
/var/opt/FJSVgfs/sfcfsrm.conf
sfcfrmd デーモンの環境ファイル
関連項目
Cluster Foundation のオンラインマニュアルの cftool(1M).
注意事項
sfcfrmstart を使用する際は、実行ノードがマルチユーザモードで運用している必要があります。シングルユーザモードでは、使用できません。
sfcfrmstart を同一ノード内で、複数同時に実行することはできません。
sfcfrmstart と sfcfrmstop(1M) を同一ノード内で、同時に実行することはできません。
-f オプションを指定して sfcfrmd デーモンを強制起動する場合、すべてのノードで cftool -n を実行し、クラスタパーティションが発生していないことを事前に確認してください。クラスタパーティションが発生している状態で、sfcfrmd デーモンの強制起動を行うと GFS 共用ファイルシステムのデータの不整合が生じる場合があります。