ここでは、GFS 共用ファイルシステムの MDS (sfcfsmg デーモン) の情報メッセージを説明します。
説明
ファイルシステム (fsid) のファイルデータ領域が枯渇しました。
(一般ユーザの場合には minfree 分の余地を下回った場合を含む)
対処
ファイルシステムを拡張するか、不要なファイルを削除するか、ファイルを空いているファイルシステムへ移動してください。ファイルシステムの拡張には sfcadd(1M) が使用できます。
説明
ファイルシステム (fsid) の iノード領域が枯渇しました。
対処
不要なファイルを削除するか、ファイルを空いているファイルシステムへ移動してください。
説明
ファイルシステム (fsid) のメタデータ領域中の Vデータ領域が枯渇しました。
対処
不要なファイルを削除するか、ファイルを空いているファイルシステムへ移動してください。
説明
ファイルシステム (fsid) の空き領域を管理する領域が領域の断片化により枯渇しました。これ以降の領域解放処理で解放された領域が無効な領域になることがあります。
対処
ファイルシステム内の断片化した領域を整理するため、ファイルシステムをファイル単位でバックアップした後、ファイルシステムを再作成し、バックアップしておいたデータをリストアしてください。
説明
ファイルシステム (fsid) のデバイス番号 dev_num のデバイス上にあるアップデートログの書き込みに失敗しました。
対処
メッセージ sfcfs_mds:2020 が出力されていなければリトライ処理で復旧したので対処は必要ありません。
説明
ファイルシステム (fsid) のデバイス番号 dev_num のデバイス上にある先頭スーパブロックの読み出しに失敗しました。しかし、第二スーパブロックが正常に読めたため、処理を継続しました。
対処
継続してファイルシステム操作は可能です。しかし、ブロックの異常が発生していますので、早急に本書の“C.3.1 I/Oエラー発生時の対処方法”に従って対処してください。
説明
ファイルシステムのデバイス上にある先頭スーパブロックの読み出しに失敗しました。しかし、第二スーパブロックが正常に読めたため、処理を継続しました。
対処
継続してファイルシステム操作は可能です。しかし、ブロックの異常が発生していますので、早急に本書の“C.3.1 I/Oエラー発生時の対処方法”に従って対処してください。
説明
ファイルシステム (fsid) のデバイス番号 dev_num のデバイス上にある第二スーパブロックの読み出しに失敗しました。しかし、先頭スーパブロックが正常に読めたため、処理を継続しました。
対処
継続してファイルシステム操作は可能です。しかし、ブロックの異常が発生していますので、早急に本書の“C.3.1 I/Oエラー発生時の対処方法”に従って対処してください。
説明
ファイルシステムのデバイス上にある第二スーパブロックの読み出しに失敗しました。しかし、先頭スーパブロックが正常に読めたため、処理を継続しました。
対処
継続してファイルシステム操作は可能です。しかし、ブロックの異常が発生していますので、早急に本書の“C.3.1 I/Oエラー発生時の対処方法”に従って対処してください。
説明
ファイルシステム (fsid) のデバイス番号 dev_num のデバイス上にある先頭のパーティション構成情報の読み出しに失敗しました。しかし、第二パーティション構成情報が正常に読めたため、処理を継続しました。
対処
継続してファイルシステム操作は可能です。しかし、ブロックの異常が発生していますので、早急に本書の“C.3.1 I/Oエラー発生時の対処方法”に従って対処してください。
説明
ファイルシステムのデバイス上にある先頭のパーティション構成情報の読み出しに失敗しました。しかし、第二パーティション構成情報が正常に読めたため、処理を継続しました。
対処
継続してファイルシステム操作は可能です。しかし、ブロックの異常が発生していますので、早急に本書の“C.3.1 I/Oエラー発生時の対処方法”に従って対処してください。
説明
ファイルシステム (fsid) のデバイス番号 dev_num のデバイス上にある第二パーティション構成情報の読み出しに失敗しました。しかし、先頭のパーティション構成情報が正常に読めたため、処理を継続しました。
対処
継続してファイルシステム操作は可能です。しかし、ブロックの異常が発生していますので、早急に本書の“C.3.1 I/Oエラー発生時の対処方法”に従って対処してください。
説明
ファイルシステムのデバイス上にある第二パーティション構成情報の読み出しに失敗しました。しかし、先頭のパーティション構成情報が正常に読めたため、処理を継続しました。
対処
継続してファイルシステム操作は可能です。しかし、ブロックの異常が発生していますので、早急に本書の“C.3.1 I/Oエラー発生時の対処方法”に従って対処してください。
説明
ファイルシステム (fsid) のデバイス番号 dev_num のデバイス上にある指定パーティションのサイズ獲得に失敗しました。しかし、先頭のスーパブロックは正常に読めたため、処理を継続しました。
対処
ファイルシステムをアンマウントし、sfcadm(1M) でスーパブロックの一致化処理を行ってください。
説明
ファイルシステムのデバイス上にある指定パーティションのサイズ獲得に失敗しました。しかし、先頭のスーパブロックは正常に読めたため、処理を継続しました。
対処
ファイルシステムをアンマウントし、sfcadm(1M) でスーパブロックの一致化処理を行ってください。
説明
ファイルシステム上に、ホストID が一致している、かつ、ノード名 node が一致しないノード node が登録されていました。
対処
メッセージ sfcfs_mds:2030 が出力されていなければ対処は必要ありません。
説明
iノードキャッシュ (vnode) の総数 (total_num) が、上限値 (high_num) に達したため、下限値 (low_num) になるまで iノードキャッシュを解放します。
対処
ファイルシステム操作は継続することができます。しかし、iノードキャッシュを解放中のため、メッセージ sfcfs_mds:3021 が出力されるまでは、最低限必要なファイル操作にとどめてください。
説明
iノードキャッシュ (vnode) を下限値 (low_num) まで解放したため、解放処理を停止します。
対処
特に対処は必要ありません。
説明
ファイルの間接エクステント管理情報のキャッシュ量をnum 個に設定しました。
対処
特に対処は必要ありません。