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PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.6
FUJITSU Software

12.6 GFS 共用ファイルシステムを利用している環境で GUI から CF を起動する手順

  本節では、GFS 共用ファイルシステムを利用している環境で、クラスタを構成しているすべてのノードで CF を停止した後、GUI から CF の起動を行う場合の操作方法を説明します。

  GFS 共用ファイルシステムの sfcfrmd デーモンの起動方法には、以下の 2つがあります。

  このうち、wait を選択している場合に GUI から CF の起動を行ったとき、クラスタを構成するすべてのノードの CF が起動するまでクラスタ整合状態が保証されないため、GFS 共用ファイルシステムの起動に失敗します。よって、クラスタを構成しているすべてのノードで CF が停止している状態で、GUI から CF の起動を行う場合、以降の手順で CF を起動してください。

参照

  CF の起動の詳細については、“PRIMECLUSTER Cluster Foundation 導入運用手引書”の“CF の起動”を参照してください。

  1. Web-Based Admin View 操作メニューの <Cluster Admin> ボタンを選択します。CF を起動したいノードを選択し、<確認> ボタンをクリックします。

  2. <ドライバのロード> ボタンをクリックし、CF ドライバを起動します。

  3. [CF の起動] ポップアップが表示されます。<確認> ボタンをクリックし、CF の起動を行います。

  4. クラスタを構成するすべてのノードの CF が起動していないため、GFS の起動に失敗し、[エラー] ポップアップが表示されます。<いいえ> ボタンをクリックし、GFS の起動を中止します。

  5. GFS の起動を中止すると、再度 [エラー] ポップアップが表示されます。<いいえ> ボタンをクリックし、スクリプトの実行を中断します。

  6. GFS より前までのサービスが起動されていることを確認し、<確認> ボタンをクリックします。

  7. クラスタを構成するすべてのノードで、1.~6. の操作を行い、GFS より前までのサービスを起動します。

    注意

      最後に CF の起動を実行したノードでは、クラスタを構成するすべてのノードで CF が起動しているため、GFS の起動に成功します。

  8. GFS の起動を中止したノードのどれかで、CF の停止を行い、再度 CF の起動を行います。

    参照

      CF の停止の詳細については、“PRIMECLUSTER Cluster Foundation 導入運用手引書”の“CF の停止”を参照してください。

  9. GFS の起動を中止したすべてのノードで、8. を行い、GFS 以降のサービスを起動します。