PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.6(伝送路二重化機能編)

付録F GLSの常駐プロセスと監視対象

本章では、GLSの常駐プロセスおよび監視対象について、説明します。

• GLSの常駐プロセス

  表F.1 GLSのプロセス

  プロセス名	機能	常駐
  /opt/FJSVhanet/etc/sbin/hanetctld	GLSの制御デーモン	〇
  /opt/FJSVhanet/etc/sbin/hanetmond	GLSの制御デーモンおよびshaドライバの状態監視	×
  /opt/FJSVhanet/etc/sbin/hanetselect	NIC切替方式およびGS連携方式の伝送路監視	×

  GLS : Global Link Services

  注意

  以下は、仮想インタフェース停止時に異常検出された場合、プロセスが停止するため常駐プロセスではありません。

  • hanetmond

  • hanetselect

• 監視対象

  表F.2 監視対象として設定可能なプロセス

  プロセス名	機能	プロセス数
  /opt/FJSVhanet/etc/sbin/hanetctld	GLSの制御デーモン	1～3

  GLS : Global Link Services

  注意

  • 以下の場合、GLSの制御デーモンが再起動されるため、一時的にプロセスが存在しないことがあります。

    • resethanet -sコマンドによるGLS再起動

    • GLSサービス(fjsvhanet.service)の再起動

  • GLSの制御デーモンのプロセス数は通常1個です。ただし、子プロセス起動時に、一時的に2個または3個になる場合があります。