PRIMECLUSTERシステムに障害が発生した場合は、調査に必要な以下の情報を、クラスタを構成するすべてのノード、およびクラスタ管理サーバから採取します。それからカスタマサポート担当者に連絡してください。
PRIMECLUSTER の調査情報
PRIMECLUSTERのエラー調査に必要な情報
fjsnap またはFJQSS を使用して採取します。
FJQSS対応している他のミドルウェア製品と同時に資料採取したい場合は、FJQSSを使用します。
システムの調査情報
ハードエラー、OSのエラー発生時、パニック発生時またはノードにログインできない時に必須となる以下の資料を採取します。
システムダンプ
XSCFのログ(SPARC M10、M12のみ)
クライアントのJava実行ログを採取
“PRIMECLUSTER Web-Based Admin View 操作手引書”の“付録B.2.2 Java実行ログ”を参照してください。
クライアントの画面のハードコピー
“PRIMECLUSTER Web-Based Admin View 操作手引書”の“付録B.2.3 画面のハードコピー”を参照してください。
アプリケーションに障害が発生している場合は、アプリケーションの調査用資料
障害が再現可能な場合には、障害再現手順マニュアル
参考
問題を報告する際は、エラー調査に必要な情報を採取します。問題の確認および障害再現の実行のために情報を提供しないと、問題を再現および診断するのに時間がかかるか、それが不可能となる場合があります。また、トラブルシューティングが不可能になる場合もあります。
調査用資料はPRIMECLUSTER システムのすべてのノードから速やかに採取します。とくにfjsnap またはFJQSS が採取する情報は、障害の発生後に時間が長く経過すると、必要な情報が失われてしまうことがあります。
ノードが強制終了している場合はOBP モードでsync を実行し、システムダンプを採取します。