CFは10秒間(デフォルト値)、ハートビートが行えない場合、ハートビート切れと判断します。システムが高負荷状態でハートビート切れが頻発する環境では、ハートビート時間をチューニングしてください。
注意
ハートビート時間を長くすると、異常検出時間が長くなります。ハートビート時間のチューニングは慎重におこなってください。
ハートビート時間のチューニングは、以下の手順で行います。
クラスタシステムを構成するすべてのノードの"/etc/default/cluster.config"の末尾に以下を追加します。元に戻す場合を想定し、変更前の記述内容を控えておいてください。
CLUSTER_TIMEOUT "秒"
例) 30秒に変更する場合
CLUSTER_TIMEOUT "30"
設定値を有効にするため、クラスタシステムを構成するすべてのノードで同時に以下のコマンドを実行します。
# cfset -r
設定値を確認するため、以下のコマンドを実行します。
# cfset -a
From cfset configuration in CF module:
KEY: CFCP VALUE: cfcp
KEY: CFSH VALUE: cfsh
KEY: CLUSTER_TIMEOUT VALUE: 30