PRIMECLUSTER 導入運用手引書 4.6

第6章 クラスタアプリケーションの構築

クラスタアプリケーションの構築手順は以下のようになります。

注意

RMSを使用する場合、クラスタアプリケーションの構築は必ず行う必要があります。

表6.1 アプリケーションの構築手順とマニュアル参照箇所

作業項目		実行ノード	必須/選択 ※	マニュアル 参照箇所 ※
(1)	6.1 RMSの初期設定	全ノード	必須	RMS “7.1.2 システム起動時にRMS を自動起動する”
(2)	6.2 GLSの初期設定	全ノード	選択 （GLS使用時必須）	GLSR GLSM
(3)	6.3.1 共用ディスクの自動構成	全ノード	選択 （GDS使用時必須）	CF “3.4.3 ハードウェアの自動リソース登録”
	6.3.2 GDSの構成設定	全ノード	選択 （GDS使用時必須）	GDSG “第5章 操作”
(4)	6.4 ファイルシステムの初期設定	全ノード	選択 （ZFS使用時必須）
(5)	6.5 アプリケーションの環境設定	全ノード	必須	各アプリケーションのマニュアル
(6)	6.6 Online/Offlineスクリプトの設定	全ノード	選択	RMS “1.9 環境設定”, “付録E 環境変数”
(7)	6.7.1 リソースの設定	全ノード	必須	“Solaris X Reference Manual Collection”, “Solaris AnswerBook”
	6.7.2 クラスタアプリケーションの作成
	6.7.3 クラスタアプリケーションの依存関係の設定
(8)	6.8 RMSの環境設定	全ノード	必須	RMS “1.9 環境設定”, “付録E 環境変数”
(9)	6.9 パトロール診断の設定	全ノード	必須
(10)	6.10 クラスタ環境のチェック	全ノード	必須

※ PRIMECLUSTERのマニュアル名、機能名は、以下のように略しています。

• RMS：PRIMECLUSTER RMS 導入運用手引書

• CF：PRIMECLUSTER Cluster Foundation 導入運用手引書

• GDSG：PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書

• GLSR：PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書（伝送路二重化機能編）

• GLSM：PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書（マルチパス機能編）

• GDS: Global Disk Services

• GLS: Global Link Services