PRIMECLUSTERでは、複数のクラスタアプリケーションの配置方法によって、さまざまな運用形態を構築することができます。
ここでは、代表的な運用形態を示します。
分類 | 運用形態 | クラスタアプリケーション数 | ノード数 |
---|---|---|---|
スタンバイ運用 | 1:1運用待機 | 1 | 2 |
相互待機 | 2~ | 2~(サポートノード数) | |
N:1運用待機 | 2~ | 3~(サポートノード数) | |
カスケード | 1~ | 3~(サポートノード数) | |
移動待機 | 2~ | 3~(サポートノード数) | |
N:M運用待機 | 2~ | 4~(サポートノード数) | |
スケーラブル運用 | スケーラブル | 2~(※) | 2~(サポートノード数) |
高可用スケーラブル | 2~(※) | 2~(サポートノード数) | |
シングルノードクラスタ運用 | 1~ | 1 |
(※) スケーラブル運用の場合、別途スケーラブル型のクラスタアプリケーションが必要です。
注意
ノードの電源切断でフェイルオーバは動作しません。そのためシステム設計時にはUPSを使用するなどの考慮をしてください。
参照
Oracle Solaris ゾーン環境でPRIMECLUSTERを使用する場合のサポート構成については、“第16章 Oracle Solaris ゾーン環境でPRIMECLUSTERを使用する場合”を参照にしてください。