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Interstage Application Server V13.0.0 使用上の注意
FUJITSU Software

1.1.15 その他の機能の制限事項

項番

制限事項

対処方法

解除予定

1


同一システムに、Systemwalker Centric Managerの運用管理サーバのインストールはできません。

ありません。

未定

2


Systemwalker Operation Managerと連携した自動運転は、使用できません。

ありません。

未定

3


一括情報採取ツール(iscollectinfoコマンド)に対して、調査資料格納先ディレクトリとして空白を含むパス名を指定できません。

空白を含むパス名を指定した場合、以下の不具合があります。

  • 一部の調査資料が採取されません。

  • 不要な空のディレクトリが作成されます。
    たとえば、指定した調査資料採取格納先ディレクトリの絶対パス名が"/tmp/a b c"の場合、以下の不要なディレクトリが作成されます。
    /tmp/a
    ./b

空白を含むパス名を指定してしまった場合には、以下の対処を行ってください。

  • 空白を含まないパス名を指定して一括情報採取ツールを再実行してください。

  • 作成された不要なディレクトリを削除してください。

未定

4


一括情報採取ツール(iscollectinfoコマンド)が、以下の場合に無応答になります。

  • ETERNUSマルチパスドライバの常駐プロセスが動作している環境で、一括情報採取ツールを実行した。

以下の場合に、本制限と特定できます。

  • - 資料採取コマンドが無応答の状態の時に、"ps -ef"コマンドを実行し、pfilesの親プロセスのプロセスIDが、"/bin/sh /opt/FJSVisco/bin/iscollectinfo_com"のプロセスIDである。 かつ、

  • - pfilesのターゲットプロセスがETERNUSマルチパスドライバの常駐プロセスである。

[本制限に該当する時の"ps -ef"コマンドの実行結果の例]

root 3709 3706 0 15:37:27 pts/1 0:00 /bin/sh

/opt/FJSVisco/bin/iscollectinfo_com

root 3868 3709 0 15:37:29 pts/1 0:00 egrep ^340:|sockname:

root 3867 3709 0 15:37:29 pts/1 0:00 pfiles 340

---中略---

root 340 339 0 6月 21日 ? 0:00 /usr/sbin/mplbstrtrc

以下の順序で対処してください。

  1. "pfiles"コマンドのプロセスを強制終了してください。
    "ps -ef"を実行し、"/bin/sh /opt/FJSVisco/bin/iscollectinfo_com"プロセスが親プロセスである"pfiles"プロセスのプロセスIDを特定し、"kill"コマンドで強制終了してください。

  2. /opt/FJSVisco/bin/iscollectinfo_comをテキストディタで編集し、173行目から176行目までをコメントアウトしてください。文末の修正例を参考にしてください。

  3. 一括情報採取ツール(iscollectinfoコマンド)を再度実行してください。

修正例:

pfilesコマンドの実行行は実際には1行で記述されています。

[修正前]

for pid in `ps -aeo pid | grep -v PID`

do

pfiles ${pid} | egrep "^${pid}:|sockname:" >> \

"${IS_COLLECT_DIR}/pid_port.txt"

done

[修正後]

# for pid in `ps -aeo pid | grep -v PID`

# do

# pfiles ${pid} | egrep "^${pid}:|sockname:" >> \

# "${IS_COLLECT_DIR}/pid_port.txt"

# done

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5


一括情報採取ツール(iscollectinfoコマンド)が、以下の場合に無応答になります。

  • UpdateAdvisor(MW)を再インストールした環境で、一括情報採取ツール(iscollectinfoコマンド)を実行した。

一括情報採取ツールが無応答な状態のときに"ps -ef"コマンドを実行し、"/opt/FJSVfupde/bin/uam"プロセスが、"iscollectinfo_com"プロセスの子プロセスとして動作していた場合、本制限に合致します。

以下の順序で対処してください。

  1. UpdateAdvisor(MW)の"uam"コマンドのプロセスを強制終了してください。
    "ps -ef"を実行し、"iscollectinfo_com"プロセスが親プロセスである"/opt/FJSVfupde/bin/uam"プロセスのプロセスIDを特定し、"kill"コマンドで強制終了してください。

  2. UpdateAdvisor(MW)の"uam"コマンドを実行して、使用許諾に同意してください。

  3. 一括情報採取ツール(iscollectinfoコマンド)を再度実行してください。

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