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Symfoware Server V12.6.0 アップデート情報
FUJITSU Software

2.44 rdbstopコマンドのmcオプションによるコマンドの強制停止

変更内容

9.1.0以降ではrdbstopコマンドのmcオプション指定でRDBコマンドを強制終了した場合、処理時間がデータベースの規模や扱うデータ量に依存する、以下のコマンドが処理中断するようになりました。

この時、サーバプロセスでコマンド処理を実行中の場合、クライアントプロセスが停止したことを認識した旨のメッセージを、コンソールおよびRDB構成パラメタファイルのRDBREPORTで指定したメッセージログファイルに出力します。

qdg14185i: s*コマンドの処理の中断が指示されました 対象資源='t*' u*

非互換

コマンドの処理の変更

8.0.0以前ではコマンド処理中にrdbstopコマンドのmcオプションにより強制停止した場合、コマンドの処理が完結するまで動作し続けていましたが、9.1.0以降ではコマンドの処理を中断します。これに伴い、コマンドの実行結果に以下の変更があります。

  • コマンドの処理中断による対象資源のアクセス禁止状態の設定
    以下のコマンドでは、処理の中断により対象の資源に対してアクセス禁止状態が設定される場合があります。その時、コンソールおよびRDBREPORTで指定したメッセージログファイルに、メッセージ“qdg03400u”または“qdg13217u”が出力されます。

    • rdbsloader

    • rdbsuloader

    • rdbsaloader

    • rdbfmt

    • rdbgcdsi

  • 出力ファイルの途中状態
    以下のコマンドでは、処理の中断により出力ファイルが出力途中の状態で残ります。

    • rdbunl

対処方法