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Kシリーズ端末エミュレータ LBPサポートV7.2 L30 使用手引書
FUJITSU Software

F.2 日本語

ホストから指定できる日本語(漢字)フォントには明朝体とゴシック体があります。

ただし、実際に使用される文字フォントは設定や状態により以下のようになります。


(1) 漢字動作モード

KLBPEMUの漢字フォント選択には次の2つの動作モードがあります。

・G0モード:ホストからのゴシック指定は無効です(JIS域非漢字除く)

・G2モード:ホストからのゴシック指定が有効です。

動作モードは下表のように「JEFゴシックフォント」のインストール状態と、KLBPEMUのプロパティで指定する動作オプションで決まります。

「JEFゴシックフォント」

未インストール状態

インストール状態

動作オプション

指定文字列

指定なし

G0モード

G2モード

"/JEFG0"

G0モード



(2) 使用漢字フォント

使用されるフォントは、ホストからの指定書体(明朝体/ゴシック体)と、KLBPEMUの漢字動作モードとの関係により次表のようになります。

漢字動作モード ⇒

ホスト指定書体 ⇒

G0モード

G2モード

明朝体指定

ゴシック体指定

明朝体指定

ゴシック体指定

文字種

JIS域非漢字

「MS明朝」

「MSゴシック」

「MS明朝」

「MSゴシック」

JIS域漢字 ※3

FF明朝 ※1

FF明朝 ※1

FFゴシック ※2

JEF拡張漢字/非漢字

ユーザ定義文字

「JEF拡張漢字サポート」の登録フォント

(明朝体指定/ゴシック体指定で区別はありません)

※1:「JEF拡張漢字サポート」の明朝フォント"FF特殊111"、"FF特殊112"を使用

※2:「JEFゴシック フォント」のゴシックフォント"FF特殊211"、"FF特殊212"を使用

※3:「拡張印刷モード」の設定により、FFフォント(※1、※2)を、MSフォント(「MS明朝」、「MSゴシック」)優先で印字することができます。

    "KFM+"は明朝体をFF明朝からMS明朝に、"KFG+"はゴシック体をFFゴシックからMSゴシックに置換します。

    "KFM+"と"KFG+"の両方を指定した場合の例を下記に示します。

漢字動作モード ⇒

ホスト指定書体 ⇒

G0モード

G2モード

明朝体指定

ゴシック体指定

明朝体指定

ゴシック体指定

JIS域漢字

「MS明朝」 *1

「MS明朝」 *1

「MSゴシック」*2

    *1:「MS明朝」の字体がJEFの字体とは異なる一部の文字については、FF明朝( ※1)で印字します

    *2:「MSゴシック」の字体がJEFの字体とは異なる一部の文字については、FFゴシック( ※2)で印字します

注意

ゴシック体を印字するには、「Kシリーズ端末エミュレータ V7.2」に添付されている「JEFゴシックフォント」のインストールが必要です。当製品の格納場所およびインストール方法については、「Kシリーズ端末エミュレータ V7.2」のソフトウェア説明書をご覧ください。

印字サンプル(9ポイント)