「K印刷モード」タブでは文字コード系や使用フォントなど、印字処理の制御について設定します。
図3.14 K端末LBPサポートの設定(「K印刷モード」タブ)
1バイト系文字コードを指定します。ただし、ホスト側でANKコード系を指定した場合には、ホストでの指定が優先されます。
カナ | : | |
英小文字 | : | EBCDIC-英小文字を使用します。 |
ASCII | : | EBCDIC-ASCIIを使用します。 |
ANK文字用 | : | ANK文字はANKフォントを使用します。 |
半角漢字用 | : | |
OCR-B | : | ANK文字はK端末エミュレータに添付されているOCR-Bフォントを使用します。OCR-Bフォントをシステムに登録していない場合は、「2.5 OCR-Bフォントの登録について」に記載されている手順でシステムに登録してください。 |
: | 標準メッセージ定義体(SMED)を使用して作成されたページの印刷には、半角漢字用フォントを使用し、それ以外の方法で作成されたページの印刷にはANK文字用フォントを使用します。 |
■OCR-Bエリートのフォント
ANK文字状態が、OCR-Bフォントでエリートピッチ状態となったときの動作を指定します。
パイカピッチは、1インチあたり10文字、エリートピッチは、1インチあたり12文字のANK文字を印字するピッチ指定です。
OCR-B | : | OCR-Bフォントで印字します。 |
半角漢字用 | : |
未定義の漢字コードを認識した場合の印字パターンを指定します。ただし、未登録の利用者定義文字はベタパターン(■)です。また、拡張漢字/非漢字コード内の未定義文字はスペースとなります。
非印字 | : | 未定義文字が、スペースになります。 |
未定義マーク印字 | : | 未定義文字が、文字サイズの4点パターン( |
7ポイント文字が指定されたときの動作を指定します。
有効 | : | 7ポ状態へ遷移し7ポとして文字を配置します。 |
無効 | : | 7ポ検出時に、9ポ指定として9ポ状態へ遷移します。 |
12ポイント文字が指定されたときの動作を指定します。
有効 | : | 12ポ状態へ遷移し12ポとして文字を配置します。 |
無効 | : | 12ポ検出時に、10.5ポ状態へ遷移します。 |
注意
実際に使用されるフォントは、ホストから通知されるフォントの指定とK端末LBPサポートの設定の組合せにより、決定されます。
詳細については、「付録F 文字フォント」を参照してください。