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Systemwalker Operation Manager Systemwalker for ERPパッケージジョブ連携ガイドOracle E-Business Suite編
FUJITSU Software

6.3.1 cjexec コンカレントプログラム制御ジョブの起動

記述形式

cjexec [ -i time 制御ファイル

機能説明

cjexecコマンドは、コンカレントプログラム制御ジョブに指定するコマンドで、コンカレントプログラムの実行をOracle EBSに依頼するコマンドです。

完了すると標準出力にOracle EBSシステム内でのコンカレントプログラムの実行ログを出力します。

利用方法

cjexecコマンドは、[登録-ジョブ]ウィンドウの[コマンド名]欄に指定します。使用する[登録-ジョブ]ウィンドウは、[ジョブネットの新規作成]ウィンドウのアイコン選択域で、「Oracle EBS コンカレント」または「コマンド実行」を選択して起動されたものに限ります。

「Oracle EBS コンカレント」または「コマンド実行」以外のアイコンを使って登録したスケジュールジョブでcjexecコマンドを発行すると、そのスケジュールジョブは強制終了操作を正常に行うことができません。

オプション

-i time

起動したコンカレントプログラムの状態を監視する間隔(秒)を指定します。指定できる間隔は、"1"から"99999"までです。

本パラメタを省略した場合は、"5"(秒)が採用されます。

制御ファイル

制御ファイルをフルパスで指定してください。

本パラメタは省略できません。

復帰値

復帰値

0

コンカレント要求の完了ステータスは“正常”です。

1

コンカレント要求の完了ステータスは“警告”です。

2

コンカレント要求の完了ステータスは“エラー”です。

3

コンカレント要求の完了ステータスは“終了”です。

4

コンカレント要求の完了ステータスは“取消し済”です。

16

cjexecコマンド自身の処理中に処理続行不可能なエラーを検出しました。標準エラー出力を参照することで、失敗した原因が明確になりますので、必要な処置を実施してください。

コマンド格納場所

Solaris
Linux

/opt/FJSVorcj/bin/

注意事項

ファイル

/opt/FJSVorcj/etc/cjpasswd

EBSジョブ連携のアクセス制御情報データベース