コンカレントプログラム制御ジョブの定義項目は、[登録-ジョブ]ウィンドウで設定します。定義項目は、以下のとおりです。
コマンド名
ディレクトリ
コメント
ジョブ名
依頼ホスト名
キュー名
リソース名
リソース割当
正常終了コード上限値
実行コマンドの転送
終了コードに関わらず正常
標準出力/エラー出力を保存しない
実行予測時間
再起動ポイント
次の再起動のみ無効
リカバリ
起動条件
上記の定義項目は、Systemwalker Operation Managerのジョブスケジューラ機能が提供するその他のジョブの定義項目と同じです。詳細は、“Systemwalker Operation Manager 運用ガイド”および“Systemwalker Operation Manager オンラインヘルプ”を参照してください。
上記の定義項目のうち、コンカレントプログラム制御ジョブを登録するときに注意が必要な項目について、以下に示します。
コマンド名
[コマンド名]入力域には、cjexecコマンドを入力します。以下に入力例を示します。
cjexec -i 10 /home/cjusr01/concprg01
cjexecコマンドは、コンカレントプログラムの実行をOracle EBSに依頼するコマンドです。上記の例では、“concprg01”という制御ファイルに記載されている情報に従って、コンカレントプログラムの実行を依頼します。
“-i”オプションには、起動するコンカレントプログラムの状態を監視する間隔(秒)を指定します。
実行予測時間
コンカレントプログラム制御ジョブが起動してから終了するまでにかかる時間を指定します。この時間のことを実行予測時間といいます。[実行予測時間]で指定した時刻を過ぎてもコンカレントプログラム制御ジョブが実行されている場合は、SYSLOGに警告メッセージが出力されます。
実行予測時間については、[ジョブスケジューラの起動パラメタの定義]ウィンドウで、[ジョブの実行予測時間を過ぎても終了しない場合に通知を行う]が有効になっているか確認してください。
参考
[ジョブスケジューラの起動パラメタの定義]ウィンドウで、[ジョブネットの起動予定時刻を過ぎても実行されない場合に通知を行う]を有効にすると、起動予定時刻を過ぎても実行されないジョブネットがある場合にも、SYSLOGに警告メッセージを出力することができます。