記述形式
r3passwd login |
利用方法
セション開設用情報は、Systemwalker Operation Manager サーバに登録されています。作業は、SAP ERP ジョブ連携を導入したSystemwalker Operation Manager サーバ上で行います。r3passwdコマンドは、システム管理者のみ使用できます。
機能説明
r3passwdコマンドは、SAP ERP システムへ接続する時のパスワードを変更します。パスワードを変更する場合、r3passwdコマンドは、新しいパスワードを入力するよう2回プロンプトします。
パラメタ
login
変更するパスワードが登録されているセション開設用情報名を指定します。本コマンド実行後に、パスワードの入力を促すプロンプトが表示されるので、新しいパスワードを入力します。また、確認のためのプロンプトが表示されるので、同じパスワードを再度入力してください。パスワードは、40バイトまで指定できます。ただし、指定できるパスワードの長さは、接続先のSAP ERPシステムのベーシスリリースに依存しますので、接続先 SAP ERPシステムの規定範囲内の長さでパスワードを指定してください。詳細は、SAP ERPのドキュメントを参照してください。
終了コード
終了コード | 意 味 |
---|---|
0 | 正常終了 |
1 | コマンドの実行時の引数に誤りがあります。 |
2 | コマンドの実行時に行うファイル操作に失敗しました。 |
3 | コマンドの実行時に指定された接続先システム定義名に誤りがあります。 |
4 | SAP ERPとの接続処理またはSAP ERPへの操作依頼においてエラーが発生しました。 |
5 | シグナル受信により、強制終了しました。 |
コマンド格納場所
Windows | Systemwalker Operation Managerインストールディレクトリ\MpWalker.JM\bin |
Solaris | /usr/bin |
ファイル
データが格納されているファイルを以下に示します。
Windows | Systemwalker Operation Managerインストールディレクトリ¥MpWalker.JM¥Mpmjessv¥R3¥r3passwd |
Solaris | /etc/mjes/r3/r3passwd |