SAP ERP ジョブ連携を導入すると、SAP ERP システムのジョブの稼働実績をCSV形式で出力することができます。いつ、どのジョブがどれだけ動作したのか、Excelのワークシートや、グラフに出力することもできます。また、起動予定時刻に起動されていないジョブや、処理に時間がかかりすぎているジョブがないか、監視することもできます。
これらの稼働情報はジョブの分散化などを検討するのに利用することができます。ジョブの稼働情報を分析することで、ジョブの効率的な運用が可能になります。
参考
例えば、以下のような使い方が考えられます。
ジョブが実行された時間帯を分析し、システム負荷の低い時間帯にジョブを再配分する。
同時に実行されているジョブ数を分析し、同時実行ジョブ数の制限値を見直す。