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Symfoware Server V12.6.0 SQLTOOLユーザーズガイド
FUJITSU Software

2.2.3 rdbexecsqlコマンドで扱うSQL文の範囲

rdbexecsqlコマンドで扱うSQL文の範囲について説明します。

rdbexecsqlコマンドで扱うSQL

rdbexecsqlコマンドで使用できるSQL文の範囲は以下のとおりです。

データベース簡単運用の場合には、使用可能なSQL文の範囲が異なります。データベース簡単運用ガイドを参照し、使用可能なSQL文の範囲を確認してください。

ただし、以下の条件に該当するSQL文は使用できません。

利用者制御文の制限

利用者制御文のうち、以下のSQL文は使用できません。

  • SET USER PASSWORD文

データ操作文の制限

SQL文の長さが32000バイトを超えるデータ操作文は使用できません。

コネクション管理文の制限

コネクション管理文のうち、以下のSQL文は使用できません。

  • SET CONNECTION文

  • DISCONNECT文

ホスト変数などの動的パラメタが記述されているSQL文

指定されたSQL文にホスト変数を記述した場合はエラーとなります。

指定できるSQL文についての詳細は、“第5章 制御文リファレンス”を参照してください。

カーソルを使用して更新するSQL文

SELECT文を指定すると、SQL文を被準備文としてPREPARE文、OPEN文、FETCH文、CLOSE文が自動的に実行されます。カーソルを使用して更新するSQL文は使用できません。

SELECT文の詳細については、“5.19 SELECT文”を参照してください。

注意

  • BLOBデータの場合、INSERT文およびUPDATE文は使用できません。

  • 接続中のデータベースは、DROP DATABASE文で削除できません。接続中のデータベースを削除する場合は、RDBII_DICTIONARYなどの別のデータベースに接続してから、DROP DATABASE文を実行してください。