rdbexecsqlコマンドで扱うSQL文の範囲について説明します。
rdbexecsqlコマンドで使用できるSQL文の範囲は以下のとおりです。
データベース簡単運用の場合には、使用可能なSQL文の範囲が異なります。データベース簡単運用ガイドを参照し、使用可能なSQL文の範囲を確認してください。
データベース定義文
データベース操作文
スキーマ定義文
スキーマ操作文
格納構造定義文
格納構造操作文
利用者制御文
アクセス制御文
システム制御文
データ操作文
トランザクション管理文
セション管理文
コネクション管理文
ただし、以下の条件に該当するSQL文は使用できません。
利用者制御文のうち、以下のSQL文は使用できません。
SET USER PASSWORD文
SQL文の長さが32000バイトを超えるデータ操作文は使用できません。
コネクション管理文のうち、以下のSQL文は使用できません。
SET CONNECTION文
DISCONNECT文
指定されたSQL文にホスト変数を記述した場合はエラーとなります。
指定できるSQL文についての詳細は、“第5章 制御文リファレンス”を参照してください。
SELECT文を指定すると、SQL文を被準備文としてPREPARE文、OPEN文、FETCH文、CLOSE文が自動的に実行されます。カーソルを使用して更新するSQL文は使用できません。
SELECT文の詳細については、“5.19 SELECT文”を参照してください。
注意
BLOBデータの場合、INSERT文およびUPDATE文は使用できません。
接続中のデータベースは、DROP DATABASE文で削除できません。接続中のデータベースを削除する場合は、RDBII_DICTIONARYなどの別のデータベースに接続してから、DROP DATABASE文を実行してください。