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Symfoware Server V12.6.0 SQLTOOLユーザーズガイド
FUJITSU Software

2.2.1 Symfoware/SQLTOOLの起動

Symfoware/SQLTOOLをコマンドから利用する場合は、rdbexecsqlコマンドを実行します。

参照

rdbexecsqlコマンドの指定方法の詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。

rdbexecsqlコマンドの利用方法

SQLサーバ名を指定して起動する

接続先のSQLサーバ名を指定してrdbexecsqlコマンドを実行します。指定されたSQLサーバ名を使用してCONNECT文が実行されます。

ローカルアクセスする場合は、SQLサーバ名としてデータベース名を指定します。

サーバへの接続が完了すると、コマンドを入力するためのプロンプトが表示されます。

データベースUSER_DBにローカルアクセスする場合

$ rdbexecsql -s USER_DB 
SQL>
ユーザ名を指定して起動する

通常は、ツール起動時のユーザ名でサーバに結合します。このユーザ名は変更することができます。

SolarisLinuxSolaris/Linuxの場合

rdbexecsqlコマンド実行時にユーザ名を指定すると、パスワードの入力を要求するプロンプトが表示されます。指定したユーザ名とパスワードを使用して、CONNECT文が実行されます。

ユーザ名user01を指定して、データベースUSER_DBにローカルアクセスする場合

$ rdbexecsql -s USER_DB -u user01
Password:
SQL>
WindowsWindowsの場合

rdbexecsqlコマンド実行時にユーザ名を指定すると、パスワードの入力のダイアログボックスが表示されます。パスワードを入力し、OKボタンを押してください。

ユーザ名user01を指定して、データベースUSER_DBにローカルアクセスする場合

C:\>rdbexecsql -s USER_DB -u user01

ポイント

CONNECT文またはSESSION AUTHORIZATION文実行時に、パスワードを省略した場合も、パスワード入力ダイアログボックスが表示されます。


rdbexecsqlコマンドの利用形態

rdbexecsqlコマンドの利用形態には、以下の2つがあります。

対話型

画面からSQL文や制御文を入力し、その結果を画面に出力します。

ファイル読込み

あらかじめ決められたSQL文を実行する場合には、実行するコマンド一覧を記述したファイルを作成しておき、rdbexecsqlコマンドの実行時にiオプションでこのファイルを指定します。この場合には、画面から入力するのではなく、ファイルから一行ずつコマンドを読み込みながら実行し、その結果を画面に出力します。ファイルの最後の行まで実行すると、rdbexecsqlコマンドは自動的に終了します。