リソースを組み合わせて構築した、クラスタシステム上で動作する業務の単位を、“クラスタアプリケーション”といいます。クラスタアプリケーションは、組合せによって、スタンバイ型の運用形態を持ちます。フェイルオーバ運用の場合、スタンバイ型のクラスタアプリケーションを使用します。
クラスタアプリケーションの登録と削除は、rdbhsrscコマンドおよび“userApplication Configuration Wizard”を使用します。
クラスタアプリケーションの登録と削除は、rdbhsrscコマンドおよびhvwコマンドを使用します。
参照
“userApplication Configuration Wizard”の詳細は、“PRIMECLUSTER導入運用手引書”を参照してください。
hvwコマンドの詳細は、“PRIMECLUSTER導入運用手引書”を参照してください。
■フェイルオーバ運用のクラスタアプリケーションの構成
フェイルオーバ運用のクラスタアプリケーションを構成する場合、スケーラブル型のクラスタアプリケーション内に、1つのスタンバイ型のクラスタアプリケーションを配置します。
(1)ノード1配下のrdbsys1:運用系のスタンバイ型のクラスタアプリケーションに登録する
(2)ノード2配下のrdbsys1:待機系のスタンバイ型のクラスタアプリケーションに登録する
(3)スタンバイ型のクラスタアプリケーション:スケーラブル型のクラスタアプリケーションに登録する