不要になったアーカイブログファイルの削除は、rdblogコマンドで行います。このとき、Symfoware/RDBは停止状態でなければなりません。
アーカイブログファイルの削除は、以下の手順で行います。
アーカイブログファイルの状態表示
アーカイブログファイルのバックアップ
アーカイブログファイルの削除
◆1) アーカイブログファイルの状態表示
アーカイブログファイルの状態表示は、rdblogコマンドのVオプションおよびaオプションで行います。
◆2) アーカイブログファイルのバックアップ
アーカイブログファイルの状態(status)により、以下の対処を行います。
異常(inh)が存在するとき
アーカイブログファイルに異常が発生しているので、アーカイブログファイルのリカバリを実施してください。
詳細は、“10.7 アーカイブログファイルのリカバリ”を参照してください。
異常(inh)が存在しないとき
アーカイブログファイルのバックアップは、rdblogコマンドのBオプションで行います。アーカイブログファイルの状態(status)が、バックアップ待ち状態(full)、使用中(using)、強制切替え(switch)のすべてに対して行ってください。
◆3) アーカイブログファイルの削除
アーカイブログファイルの削除は、rdblogコマンドのDオプションおよびaオプションで行います。
例
現在アーカイブログファイルとして使用している/dev/rdsk/c1t1d0s5を削除する場合
$ rdblog -D -a /dev/rdsk/c1t1d0s5 |
現在アーカイブログファイルとして使用している/dev/raw/raw5を削除する場合
$ rdblog -D -a /dev/raw/raw5 |
現在アーカイブログファイルとして使用しているD:\SFWD\RDB\USR\LOG\ARCLOG4を削除する場合
> rdblog -D -a D:\SFWD\RDB\USR\LOG\ARCLOG4 |