権限情報定義は、GRANT文で行います。資源の定義時には、その資源の定義者だけが、その資源に対するすべての権限を保持しています。したがって、定義者以外がその資源をアクセスするためには、権限情報の定義を行う必要があります。
権限設定が必要な資源については、“4.8.1 ユーザログテーブルの権限情報の設定”を参照してください。
権限の変更例を、以下に示します。
■権限情報の追加(GRANT文)
権限情報を追加する場合には、GRANT文を使用します。
例
削除権を追加する例を以下に示します。
GRANT DELETE ON ULOG.業務ログ表 TO SATO, SUZUKI, TANAKA; ↑ ↑ ↑ 権限 対象名 権限受領者 |
■権限情報の削除(REVOKE文)
権限情報を削除する場合には、REVOKE文を使用します。
例
削除権を削除する例を以下に示します。
REVOKE DELETE ON ULOG.業務ログ表 FROM SATO, SUZUKI, TANAKA; ↑ ↑ ↑ 権限 対象名 権限受領者 |