rdbdmpdicコマンドによってバックアップしたファイルまたは磁気テープなどの外部媒体の情報の表示は、rdbdvinfコマンドで行います。
本コマンドは、以下のような場合に使用します。
データをバックアップする前に磁気テープなどの外部媒体の中身を確認する
データをバックアップしたあと、ファイルまたは外部媒体に正しくデータがバックアップされたかを確認する
リカバリを行うときにリカバリすべきデータが外部媒体に入っているかを確認する
rdbdvinfコマンドの表示例を以下に示します。
例
rdbdmpdicコマンドでバックアップしたデータの情報を表示した場合
$ rdbdvinf -r /backup/rdb/dicback -a RDBII rdbdvinf DATE:2005/10/14 TIME:07/29/30 Device : /backup/rdb/dicback (1) (2) (3) No. File 1 dicback (4) (5) (6) (7) (8) (9) Date Time Uid Cmd Kind Division 2005/10/04 17:35:00 i4874 rdbdmpdic DIC 1:EOD |
> rdbdvinf -r E:\BACKUP\DIC\DICBACK -a RDBII rdbdvinf DATE:2005/10/14 TIME:07/29/30 Device : E:\BACKUP\DIC\DICBACK (1) (2) (3) No. File 1 DICBACK (4) (5) (6) (7) (8) (9) Date Time Uid Cmd Kind Division 2005/10/04 17:35:00 i4874 rdbdmpdic DIC 1:EOD |
(1)退避先デバイス名
(2)退避先デバイス内の退避データ番号
(3)退避先デバイス内の退避先名
以下はaオプションを指定した場合にだけ表示されます。
(4)バックアップを実行した年月日
(5)バックアップを実行した時刻
(6)バックアップを実行したユーザID
(7)バックアップを実行したコマンド名(rdbdmpdic)
(8)バックアップした資源の種類(DIC)
(9)バックアップした資源の分割番号(分割番号:EOD) 続きの退避データがある場合 : 分割番号だけが表示されます。 最後の退避データの場合 : “分割番号:EOD”の形式で表示されます。 (退避データが複数のデバイスにまたがることがあります。 このとき、何番目の退避データなのか、続きの退避データがある のかを判断するために使用できます。)