RDBディクショナリのバックアップおよびユーザログテーブルのエクスポートを行う前に、アーカイブログファイルの強制切替えを行ってください。強制切替えを行うことにより、強制切替えを行うまでのアーカイブログをすべて破棄することができます。アーカイブログの破棄は、RDBディクショナリのバックアップおよびユーザログテーブルのエクスポートを行ったあとに行います。
現在使用中のアーカイブログファイルから強制的に未使用状態のアーカイブログファイルへと切り替えるには、rdblogコマンドのSオプションおよびaオプションで行います。
アーカイブログファイルの強制切替えをする例を以下に示します。
$ rdblog -S -a |
> rdblog -S -a |
ポイント
アーカイブログファイルが満杯になると、Symfoware/RDBが自動的にアーカイブログファイルを切り替えますが、すべてのアーカイブログファイルが満杯の場合は、空きができるまでSymfoware/RDBは停止します。したがって、アーカイブログファイルの切替えは、自動切替えではなく、満杯になる前に計画的に強制切替えを行う運用をお勧めします。
動作環境ファイルの設定により、アーカイブログファイル満杯時にはアプリケーションをエラー復帰させることができます。
参照
動作環境ファイルの詳細は、“9.6 システム用の動作環境ファイルの編集”を参照してください。