業務データベースがSymfoware Serverの場合には、エクスポートしたユーザログに対して、以下の手順で参照します。また、ユーザログテーブルに対する注意事項についても説明します。
◆エクスポートしたユーザログの参照
エクスポートしたユーザログは、rdbsloaderコマンド、またはrdbsaloaderコマンドを利用して、ほかのデータベースにロードしたあとでSQL文などを利用して参照します。このとき、検索用にインデックスを付加した構成にも格納することができます。コマンドの実行方法の詳細は、“Symfoware Server コマンドリファレンス”を参照してください。
以下に運用の流れを記述します。
出力ファイルを特定する(ファイル名の日付などから特定する)
該当システムに出力ファイルを転送する
該当システムで表定義を行う(エクスポートした表レイアウトに合わせる)
該当システムで格納構造定義を行う(検索に適したインデックス・格納構造を定義)
作成した表にデータをロードする(rdbsloaderまたはrdbsaloaderコマンド)
参照・分析を行う
◆エントリの切替え
ユーザログテーブルでは、複数のエントリを交替運用させることでエンドレスなデータ追加が可能になります。
エントリの切替えの契機については、“1.4 ユーザログテーブルの運用”を参照してください。
注意
ユーザログテーブルのデータベーススペースは、ほかの表とは別にすることを推奨します。