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Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)
FUJITSU Software

4.6.1 スキーマ定義

スキーマ定義では、以下を定義します。

スキーマ名の定義は、CREATE SCHEMA文を使用します。

ユーザログテーブルのスキーマ定義の例を以下に示します。ユーザログテーブルに対して、スキーマ“ULOG”とそれに属するユーザログテーブルを定義するものとします。

ユーザログテーブルのスキーマ定義を行います。

CREATE SCHEMA  ULOG    COMMENT 'ユーザログテーブル用'
                ↑                ↑
            スキーマ名          注釈定義

CREATE TABLE ULOG.業務ログ表                           ・・・・・  (1)
       (LOG_TYPE        CHAR(1)    DEFAULT    LOG_TYPE,
        SEQUENCE_NO     CHAR(30)   DEFAULT    ULOG_SEQUENCE,
        TRANSACTION_ID  CHAR(20)   DEFAULT    TRANSACTION_ID,
        SYSTEM_NAME     CHAR(8)    DEFAULT    SYSTEM_NAME,
        CONTEXT_ID      VARCHAR(1024),
        分割キー        CHAR(10)   NOT NULL,
        任意列1        DECIMAL(4,0),
        任意列2        VARCHAR(5),
        ユーザログ本文  BLOB(50K));

(1) 表定義

スキーマ名

スキーマ名には、36文字以内の先頭が英字で始まる英数字、または18文字以内の日本語文字列を指定します。

スキーマ名は、データベース内で一意です。

スキーマの注釈定義

スキーマに対して、文字列または各国語文字列で、注釈を指定することができます。最大256バイトの文字列を指定することができます。文字列と各国語文字列の両方を注釈として指定することもできます。注釈が不要な場合は、指定を省略します。以下に例を示します。

スキーマ“ULOG”に、注釈を指定します。

CREATE SCHEMA  ULOG    COMMENT 'ユーザログテーブル用';
                                       ↑
                                   注釈定義