アプリケーションの動作モードにはプロセスモードとスレッドモードがあります。アプリケーションの動作モードの違いにより、コンパイルおよびリンク時に指定するオプションやライブラリが異なります。コンパイルおよびリンク方法の詳細については、各データベースのマニュアルを参照してください。各動作モードとアプリケーション作成方法で留意する点について以下に示します。
動作モード | プロセスモード | スレッドモード | |
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Symfoware | COBOL | - | プロセスモードと同じです。 マルチスレッドの操作に関するインタフェースを意識する必要はありません。 |
C言語 | - | プロセスモードと同じです。 マルチスレッドの操作に関するインタフェースを意識する必要はありません。 | |
Oracle | COBOL | - | プロセスモードと同じです。 マルチスレッドの操作に関するインタフェースを意識する必要はありません。 ただし、スレッド多重度は“1”となります。 |
C言語 | - | プロセスモードと異なります。 マルチスレッドの操作に関するインタフェース(実行時コンテキスト)の使用を宣言する必要があります。なお、実行時コンテキストはアプリケーション連携実行基盤より取得します。 |
-:留意点はありません。
注意
実行環境のOSがWindowsかつアプリケーション開発言語がC言語の場合、プロセスモードは使用できません。