- FSP_INTS-BAS_AP: ERROR: 24502: The error occurred by the call processing of the application: detail code=s*, detail message=t*, detail=u*
- FSP_INTS-BAS_AP: エラー: 24502: アプリケーションの呼出し処理でエラーが発生しました: 詳細コード=s*, 詳細メッセージ=t*, 詳細=u*
[可変情報]
s*:詳細コード
t*:詳細メッセージ
u*:エラー情報
[意味]
業務共通制御、またはサーバアプリケーションの呼出し処理で、詳細コードs*が原因のエラーが発生しました。
[システムの処理]
処理を中止します。
[ユーザの対処]
詳細コードを参照し、以下の対処を行ってください。
詳細コード | 対処方法 |
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2002 | メモリ不足が発生した可能性があります。 しばらくしてから再度処理を実行してください。本メッセージが頻繁に出力される場合は、“Interstage Business Application Server チューニングガイド”を参考に、Interstage Business Application Serverを運用するために必要となるメモリ量を再見積りし、メモリが十分に用意されているか確認してください。 Interstage Business Application Serverの必要とするメモリ量に対して、メモリが十分に用意されている場合には、他のアプリケーションの使用メモリ量が不足していることが考えられます。同一マシン上で運用している他のアプリケーションについても再見積りを実施し、メモリ量が適当か調査してください。 再見積りの結果、メモリ量が不足していることが確認された場合には、システム管理者に連絡してください。システム管理者は、メインメモリの増設またはスワップ領域の拡張を行ってください。 なお、配備されている業務共通制御、サーバアプリケーションのアプリケーションインタフェース定義ファイル、またはbeanとライブラリに矛盾がある場合にもメモリ不足の問題として検出される場合があります。メモリ不足の対応で問題が解決されない場合は、詳細コード“上記以外の場合”を参照して対処してください。 |
2004 4003 |
4000 4001 4002 | クライアントから渡ってきたデータとサーバアプリケーションのインタフェースに不整合がある可能性があります。 また、COBOLの外部10進項目、内部10進項目、規格2進項目へ渡すデータに数字以外のデータもしくは桁あふれする値が入力された可能性があります。 クライアント側で異常な値を入力していないか確認してください。また、実行基盤インタフェースとbeanを再作成してください。 |
上記以外の場合 | 対象のアプリケーションについて以下を確認してください。 なお、業務共通制御の場合はエラー情報u*の“target”に“apfw-control-logic”が出力されます。対象のアプリケーションがサーバアプリケーションの場合はエラー情報u*の“target”にアプリケーション名、“func”に関数名が出力されます。 配備されている業務共通制御、またはサーバアプリケーションの、アプリケーションインタフェース定義ファイルとライブラリに矛盾がある可能性があります。 アプリケーションインタフェース定義ファイルの内容とライブラリに実装しているインタフェースが一致しているか確認してください。一致していない場合は、COBOL開発支援ツール、または実行基盤インタフェース生成ツールおよびアプリケーション配備コマンドを使用して、正しくアプリケーションを作成、配備してください。アプリケーションの作成、配備については、“Interstage Business Application Server アプリケーション開発ガイド”を参照してください。 クライアントから渡ってきたデータとサーバアプリケーションのインタフェースに不整合がある可能性があります。COBOL開発支援ツール、または実行基盤インタフェース生成ツールおよびアプリケーション配備コマンドを使用して、正しくアプリケーションを作成、配備してください。beanを使用している場合は、beanも再作成してください。アプリケーションの作成、配備については、“Interstage Business Application Server アプリケーション開発ガイド”を参照してください。 C言語でアプリケーションを作成している場合、アプリケーション連携実行基盤でサポートしていない書式でデータが定義されている可能性があります。 “Interstage Business Application Server アプリケーション開発ガイド”の“IDLファイルの作成・修正”を参照して、アプリケーション連携実行基盤で使用可能なIDLの文法および書式でIDLが記述されているかを確認してください。
上記の対処を行っても問題が解決しない場合は、“第1章 技術員連絡の前に”を参照して対処してください。
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