- FSP_INTS-BAS_AP: ERROR: 22401: The error occurred by the connection to the database: work unit=s*, destination=t*, pid=d*, rsc=u*, sqlstate=v*, code=e*, message=w*
- FSP_INTS-BAS_AP: エラー: 22401: データベースへの接続でエラーが発生しました: work unit=s*, destination=t*, pid=d*, rsc=u*, sqlstate=v*, code=e*, message=w*
[可変情報]
s*:ワークユニット名
t*:宛先名(アプリケーション名)
d*:プロセスID
u*:データベースリソース名
v*:SQLステータス
e*:SQLエラーコード
w*:SQLエラーメッセージ
[意味]
データベースへの接続でエラーが発生しました。
[システムの処理]
ワークユニットのプロセスを停止します。
[ユーザの対処]
メッセージに表示されているデータベースリソース名のデータベースに関して、以下の対処を実施してください。
メッセージに含まれる文字列 | 対処方法 |
---|
ORA-01017 | 以下を確認してください。 データベースユーザの認証に失敗しました。データベースリソースの参照コマンド(apfwinforscコマンド)により、ユーザ名が正しく設定されているか確認してください。ユーザ名が正しい場合は、パスワードに誤りがある可能性がありますので、データベースリソースの定義コマンド(apfwmkrscコマンド)により、パスワードを再度設定してください。 パスワードが“LOCK”状態です。パスワードの状態の変更方法は、“Interstage Business ApplicationServer トラブルシューティング”の“運用時の異常”の“JYP1011Eにより利用者の認証が失敗する場合”を参照してください。 接続先のデータベースに誤りがある可能性があります。データベースリソースの参照コマンド(apfwinforscコマンド)により、接続先のデータベース情報に正しい値が格納されていることを確認してください。
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JYP1011E |
JYP2023E | コネクションプーリング機能によりプーリングされたコネクションの接続が以下の原因で切断されています。 Symfowareが停止しているか、再起動されています。 rdbtermコマンドにより、コネクションが切断された可能性があります。 Symfowareとの接続が切断された原因がシスログ(Windowsの場合はイベントログ)に出力されている可能性があります。qdgから始まるメッセージが出力されているか確認し、出力されている場合にはSymfowareのマニュアルを参照して対処してください。 サーバアプリケーションで利用することができないSQL文を使用した可能性があります。詳細は、“Interstage Business Application Server アプリケーション開発ガイド”の“埋め込みSQLの記述”を参照してください。
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JYP2027E |
ORA-01034 | Oracleが起動されていない可能性があります。Oracleが起動しているか確認してください。 起動していない場合は、Oracleを起動してください。 |
ORA-12505 | listener.oraファイル(注1)のSID_LISTパラメタに、接続先データベースのSIDが設定されていることを確認してください。定義されていない場合は、Oracleのマニュアルを参照して定義してください。 |
ORA-12154 | 以下を確認してください。 tnsnames.ora(注2)ファイル内にネットサービス名が定義されているか確認してください。また、接続先のホスト名とポート番号が正しく設定されているか確認してください。正しく定義されている場合は、CONNECT_DATAパラメタ内のSIDまたはSERVICE_NAMEに接続先データベースのSIDが設定されていることを確認してください。接続に利用するネットサービス名は、データベースリソースの参照コマンド(apfwinforscコマンド)により確認することができます。 listener.oraファイル(注1)のSID_LISTパラメタに、接続先データベースのSIDが定義されていることを確認してください。なお、GLOBAL_DBNAMEパラメタを指定している場合は、GLOBAL_DBNAMEパラメタに指定している値と、tnsnames.ora(注2)ファイル内に指定しているSERVICE_NAMEが一致していることを確認してください。 “Interstage Business Application Server セットアップガイド”の“非同期アプリケーション連携実行基盤用のワークユニットの設定”に記載している“ワークユニット定義ファイルの作成”を参照して、ワークユニット定義に指定している環境変数の設定を見直してください。
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ORA-12514 |
JYP1004E | 以下を確認してください。 利用者制御機能における実行資源の制限を超えている可能性があります。セキュリティパラメタ(注3)の値を確認してください。また、シスログ(Windowsの場合はイベントログ)にDBMSから“JYP2608E”メッセージが出力されている可能性がありますのでシスログ(Windowsの場合はイベントログ)を確認してください。出力されている場合は、Symfowareのマニュアルを参照して対処してください。 DBMSが起動していないか、再起動された可能性があります。再起動されている場合には、再度処理を実行してください。そうでない場合は、DBMSの起動状態やネットワーク環境を見直してください。
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JYP1006E |
JYP1010E | 以下を確認してください。 Symfowareが起動されていない可能性があります。Symfowareが起動しているか確認してください。起動していない場合は、Symfowareを起動してください。 リモート接続の場合は、データベースリソースの参照コマンド(apfwinforscコマンド)により接続に利用するSQLサーバ名を確認し、クライアント用の動作環境ファイルのSERVER_SPECパラメタにSQLサーバ名が記載されていることを確認してください。また、接続先のホスト名、およびポート番号が正しく指定されていることを確認してください。 なお、クライアント用の動作環境ファイルは、環境変数SQLRTENVに指定されています。ワークユニット定義の参照コマンド(isinfwudefコマンド)により確認することができます。 ローカル接続の場合は、環境変数RDBNAMEの設定値を確認します。RDBシステム名をつけて運用している場合には、環境変数RDBNAMEに接続先のRDBシステム名が指定されていることを確認してください。RDBシステム名をつけずに運用している場合には、環境変数RDBNAMEが設定されていないことを確認してください。ワークユニット定義の参照コマンド(isinfwudefコマンド)により確認することができます。 “Interstage Business Application Server セットアップガイド”の“非同期アプリケーション連携実行基盤用のワークユニットの設定”に記載している“ワークユニット定義ファイルの作成”を参照して、ワークユニット定義に指定している環境変数の設定を見直してください。
上記で解決できない場合は、DBMSのマニュアルを参照して、DBMS固有エラーコード(Symfowareの場合は“JYP”、Oracleの場合は“ORA-”から始まるエラーコード)の値から原因を取り除いてください。 |
JYP5031E |
JYP2608E | 利用者制御機能における実行資源の制限を超えています。Codeの値を確認して、該当するセキュリティパラメタ(注4)の値を増やしてください。 |
JYP1052E | Symfowareの最大接続数を超えて、接続を行いました。 JYP1052Eメッセージに出力されている内容に従い、システム用の動作環境ファイルに記載する以下のいずれかのパラメタについて見直してください。詳細はSymfowareのマニュアルを参照してください。 MAX_CONNECT_SYS MAX_CONNECT_TCP
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ORA-12500 | 最大プロセス数を超えて接続を行った可能性があります。Oracleのマニュアルを参照し、初期化パラメタの“processes”に指定する値を見直してください。 |
上記以外の場合 | 以下を確認してください。 “Interstage Business Application Server セットアップガイド”の“非同期アプリケーション連携実行基盤用のワークユニットの設定”に記載している“ワークユニット定義ファイルの作成”を参照して、ワークユニット定義に指定している環境変数の設定を見直してください。 Symfowareを利用している場合は、“Interstage Business Application Server セットアップガイド”の“非同期アプリケーション連携実行基盤編”に記載している“クライアント用の動作環境ファイルの作成(Symfowareの場合)”を参照して、クライアント用の動作環境ファイルの定義内容を見直してください。また、Symfowareが起動されていることを確認してください。 Oracleを利用している場合は、“Interstage Business Application Server セットアップガイド”の“非同期アプリケーション連携実行基盤編”に記載している“リスナーの設定とネットサービス名の登録(Oracleの場合)”を参照して、リスナーの設定とネットサービス名の登録が正しく行われていることを確認してください。また、Oracleが起動されていることを確認してください。 ネットワークケーブルに物理的問題がないか確認してください。 ネットワークの接続が正常であるか確認してください。 DBMSのマニュアルを参照して、DBMS固有エラーコード(Symfowareの場合は“JYP”、Oracleの場合は“ORA-”から始まるエラーコード)の値から原因を取り除いてください。
問題が解決しない場合は、“第1章 技術員連絡の前に”を参照して対処してください。 |
注1)listener.oraファイルはデータベースサーバの$ORACLE_HOME/network/admin ディレクトリ配下にあります。Windows環境の場合は、“Oracleのホームディレクトリ\network\admin”にあります。
注2)tnsnames.oraファイルはアプリケーションサーバの$ORACLE_HOME/network/admin ディレクトリ配下にあります。Windows環境の場合は、“Oracleのホームディレクトリ\network\admin”にあります。
注3)セキュリティパラメタの詳細はSymfoware Serverマニュアルを参照ください。
注4)JYP2608Eの詳細はSymfoware Serverマニュアルを参照ください。