[可変情報]
s*: JDBCドライバのエラー情報
[意味]
フロー定義DBの接続情報に誤りがあるため、フロー定義DBへの接続に失敗しました。
[システムの処理]
処理を中止します。
[ユーザの対処]
表示されているエラー情報を確認し、以下の表を参照して原因を取り除いてください。
“SQLSTATE”、“ErrorCode”およびDBMS固有エラーコード(Symfowareの場合は“JYP”から始まるエラーコード、Oracleの場合は“ORA-”から始まるエラーコード)が表示されている場合には、フロー定義DBに使用するDBMSのマニュアルも参照してください。
データベースリソースの情報を変更したときには、[Interstage Application Server] > [システム] > [サービス] > [アプリケーション連携実行基盤] > [フロー定義DB接続設定] > [設定]タブで更新ボタンを押してください。
その後、処理を再実行してください。
メッセージに含まれる文字列 | 対処方法 |
---|---|
“SQLSTATE:28000” | 以下のいずれかの可能性があります。
|
“ErrorCode:1017” | |
“ORA-01017” | |
“JYP1011E” | |
“ORA-01034” | Oracleが起動されていない可能性があります。Oracleが起動状態を確認してください。 |
“JYP1007U” | Symfowareのネーミングサービス(注2)に登録されている“ホスト名”に指定したホストが見つかりません。Symfowareのネーミングサービスの登録情報を見直してください。 |
“JYP1008U” | |
“JYP1010E” | フロー定義DBに使用するDBMSが起動していない可能性があります。フロー定義DBに使用するDBMSの起動状態やネットワーク環境を見直してください。また、Symfowareのネーミングサービス(注2)に登録されている“ホスト名”および“ポート番号”を見直してください。 |
“SQLSTATE:08004” | |
“JYP5031E” | フロー定義DBに使用するDBMSが起動していない可能性があります。フロー定義DBに使用するDBMSの起動状態を見直してください。 |
“lookup failed” | Symfowareの場合 Oracleの場合 |
“The Network Adapter could not establish the connection” | フロー定義DBに使用するDBMSが起動していない可能性があります。フロー定義DBに使用するDBMSの起動状態やネットワーク環境を見直してください。また、フロー定義DB接続に使用するデータベースリソース(注1)の“接続ホスト名”および“接続ポート番号”を見直してください。 |
“ORA-12514” | |
“ORA-12505” | フロー定義DBに使用するDBMSが起動していない可能性があります。フロー定義DBに使用するDBMSの起動状態やネットワーク環境を見直してください。また、フロー定義DB接続に使用するデータベースリソース(注1)の“SID”を見直してください。 |
“Connection refused” | フロー定義DB接続に使用するデータベースリソース(注1)の“SID”に誤りがあります。 |
“ORA-12154” | |
“ORA-12541” | フロー定義DB接続に使用するデータベースリソース(注1)の“ドライバタイプ/ネットワークプロトコル”に「oci / tcp」または「oci / ipc」を指定した場合、フロー定義DBに使用するDBMSが起動していない可能性があります。フロー定義DBに使用するDBMSの起動状態やネットワーク環境、およびOracleの環境を見直してください。 |
“java.lang.UnsatisfiedLinkError” | フロー定義DB接続に使用するデータベースリソース(注1)の“ドライバタイプ/ネットワークプロトコル”に「oci / tcp」または「oci / ipc」を指定した場合、環境に誤りがあります。Oracleクライアントパッケージがインストールされていることを確認してください。 |
“no ocijdbc10 in java.library.path” | |
“ELFCLASX4” | |
“ErrorCode:17037” | |
“ErrorCode:17008” | |
“LDWrapperクラスがローカルデータベースアクセスをロードしていません” | “Interstage Business Application Server トラブルシューティング”の“アプリケーション連携実行基盤で発生するトラブルの一覧”の“環境変数の設定”を参照して、環境変数の設定を見直してください。データベースリソースの環境設定を変更した場合、Interstage JMXサービスを再起動してから、処理を実行してください。 |
“java.lang.ClassCastException” | |
“java.lang.ExceptionInInitializerError” | |
“ClassNotFoundException” | |
上記以外の場合 | フロー定義DBに使用するDBMSのマニュアルを参照して、“SQLSTATE”、“ErrorCode”およびDBMS固有エラーコード(Symfowareの場合は“JYP”から始まるエラーコード、Oracleの場合は“ORA-”から始まるエラーコード)が表示されている場合は、その値から原因を取り除いてください。 |
注1) フロー定義DB接続に使用するデータベースリソースは、Interstage管理コンソールの[Interstage Application Server] > [システム] > [サービス] > [アプリケーション連携実行基盤] > [フロー定義DB接続設定] > [設定]タブで選択されている定義名のデータベースリソースです。このデータベースリソースの設定情報を変更する場合は、apfwmkrscコマンドを実行してください。apfwmkrscコマンドについては“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。
注2) Symfowareのネーミングサービスに登録されている情報を確認・変更するには“Interstage Business Application Server セットアップガイド”の“JDBCデータソース登録ツールを使用したデータソースの登録”または“symjdコマンドによるJDBCデータソースの登録”を参照してください。