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Interstage Business Application Server メッセージ集
FUJITSU Software

3.3.36 FSP_INTS-BAS_AP2051

FSP_INTS-BAS_AP: ERROR: 2051: Set a value for "dbenv-dbpath-base-path" in the environmental definition file.
FSP_INTS-BAS_AP: エラー: 2051: 環境作成定義ファイルの「フロー定義DBデータ格納パス」の値を設定してください。

[意味]
環境作成定義ファイルの項目dbenv-dbpath-base-path「フロー定義DBデータ格納パス」に値が設定されていないため、コマンドの実行に失敗しました。

[システムの処理]
処理を中止します。

[ユーザの対処]
環境作成定義ファイルの項目dbenv-dbpath-base-path「フロー定義DBデータ格納パス」を以下の条件で設定して、再度コマンドを実行してください。

データ格納種別

対処方法

ファイルシステム

設定値を改行コードで分断している場合は、改行コードを取り除いてください。本設定値の前後に空白が存在する場合は、空白の除去を行ってください。

パスに以下の文字が使用されていないことを確認してください。
[禁則文字]
「\」,「"」,「`」,「'」,「*」,「|」,「!」,「?」,「~」,「<」,「>」,「&」,「.」

作成済みであるディレクトリが絶対パス名で指定されていることを確認してください。なお、ディレクトリパスに環境変数を使用することはできません。

指定ディレクトリに書き込み権限があることを確認してください。

ローデバイス

設定値を改行コードで分断している場合は、改行コードを取り除いてください。本設定値の前後に空白が存在する場合は、空白の除去を行ってください。

パスに以下の文字が使用されていないことを確認してください。
[禁則文字]
「\」,「"」,「`」,「'」,「*」,「|」,「!」,「?」,「~」,「<」,「>」,「&」,「.」

作成済みであるローデバイスが指定されていることを確認してください。

指定ローデバイスに書き込み権限があることを確認してください。

指定値がローデバイスパスであることを確認してください。


ローデバイスパスには、次の文字列が指定されていることを確認してください。
「/dev/rdsk/」で始まる文字列

指定ローデバイスパスの最後に「/」が指定されていないことを確認してください。

メッセージトラッキングDB環境を同時にローデバイス指定で作成しているか、既に環境が存在する場合は、メッセージトラッキングDBデータ格納パスと同一のローデバイスを設定することはできません。

注意

“apfwcrtdbenvコマンド”または“apfwcrtapenvコマンド”を使用して環境を作成したあとで、本エラーメッセージが出力された場合、“Interstage Business Application Server トラブルシューティング”の“データベース環境セットアップコマンド実行時の異常”または“アプリケーションサーバ環境セットアップコマンド実行時の異常”を参照して、異常原因を特定してください。