[可変情報]
s*:ディレクトリ名
[意味]
一時表領域を作成するディレクトリに対して書き込み権限がないため、コマンドの実行に失敗しました。
[システムの処理]
処理を中止します。
[ユーザの対処]
Oracle利用時の固有メッセージです。
可変情報に表示された一時表領域作成ディレクトリへの書き込み権限を確認後、再度コマンドを実行してください。また、以下の点について確認を行ってください。
一時表領域作成ディレクトリは、$ORACLE_BASE/oradata/{DBNAME}です。
DBNAMEは、対象となるデータベース名であり、初期化パラメタファイルの項目DB_NAMEの値となります。
$ORACLE_BASE/oradataディレクトリ内に、初期化パラメタファイルの項目DB_NAMEに設定された値と同一のディレクトリが存在することを確認してください。
存在しない場合は、ディレクトリを作成してください。
ORACLE提供のdbcaコマンドを利用してデータベースを作成した場合は、データベース名に指定した値に大文字小文字が含まれると、$ORACLE_BASE/oradata配下に作成されるディレクトリも大文字小文字が区別されることに注意してください。
注意
“apfwcrtdbenvコマンド”または“apfwcrtapenvコマンド”を使用して環境を作成したあとで、本エラーメッセージが出力された場合、“Interstage Business Application Server トラブルシューティング”の“データベース環境セットアップコマンド実行時の異常”または“アプリケーションサーバ環境セットアップコマンド実行時の異常”を参照して、異常原因を特定してください。