[可変情報]
s*:コマンド名
t*:エラーコード、またはエラーメッセージ
[意味]
可変情報に表示されたコマンドの実行中にエラーが発生しました。
[システムの処理]
処理を中止します。
[ユーザの対処]
可変情報に表示されたエラーコードまたはエラーメッセージをもとに、以下の対処を行い、再度コマンドを実行してください。
データベース種別がSymfowareの場合
操作 | 対処方法 |
---|---|
環境作成 | 環境作成定義ファイルに指定したローデバイスの空き容量がデータベース環境作成容量見積りで算出された容量以上であることを確認してください。 |
環境作成定義ファイルに指定したローデバイスが物理的に存在することを確認してください。 | |
環境作成定義ファイルに指定したローデバイスへのアクセス権限がコマンド実行ユーザであることを確認してください。 | |
利用者登録の使用宣言を行っている場合は、Symfowareの管理者ユーザでコマンドを実行してください。 | |
環境削除 | 環境作成定義ファイルに指定したローデバイスへのアクセス権限がコマンド実行ユーザであることを確認してください。 |
コマンド実行ユーザがデータベース環境作成コマンドを実行したユーザであることを確認してください。 | |
利用者登録の使用宣言を行っている場合は、データベース削除権限者にSymfowareの管理者ユーザを指定してください。 | |
削除対象のデータベース内に、アプリケーション連携実行基盤データベース環境以外のオブジェクトが存在しないことを確認してください。 |
データベース種別がOracleの場合
操作 | データ格納種別 | 対処方法 |
---|---|---|
環境作成、環境削除 | ファイルシステム/ローデバイス | データベースが読み込み、書き込み両用アクセスでオープンされていることを確認してください。 |
ORA-00020が出力された場合、初期化パラメタファイルの項目PROCESSESの値を大きくしてください。また、項目SESSIONSの値についても見直してください。 | ||
環境作成 | ファイルシステム | 環境作成定義ファイルに指定したディレクトリの空き容量がデータベース環境作成容量見積りで算出された容量以上であることを確認してください。 |
環境作成定義ファイルに指定したディレクトリが物理的に存在することを確認してください。 | ||
環境作成定義ファイルに指定したディレクトリの所有者がOracleソフトウェア所有者であり、このディレクトリにアクセスできることを確認してください。 | ||
ORA-00059が出力された場合は、初期化パラメタファイルの項目DB_FILESに設定されているデータベースファイルの最大数の値を確認してください。 | ||
ローデバイス | 環境作成定義ファイルに指定したローデバイスの空き容量がデータベース環境作成容量見積りで算出された容量以上であることを確認してください。 | |
環境作成定義ファイルに指定したローデバイスが、未使用状態であることを確認してください。 | ||
環境作成定義ファイルに指定したローデバイスが物理的に存在することを確認してください。 | ||
環境作成定義ファイルに指定したローデバイスの所有者がOracleソフトウェア所有者であることを確認してください。 | ||
環境作成定義ファイルに指定したローデバイスの所有グループがOSDBAグループであることを確認してください。 | ||
環境作成定義ファイルに指定したローデバイスのアクセス権限が600、または660であることを確認してください。 | ||
環境削除 | ファイルシステム | 環境作成定義ファイルに指定したディレクトリの所有者がOracleソフトウェア所有者であり、このディレクトリにアクセスできることを確認してください。 |
環境作成定義ファイルに指定したディレクトリがOSDBAグループでアクセスできることを確認してください。 | ||
ローデバイス | 環境作成定義ファイルに指定したローデバイスの所有者がOracleソフトウェア所有者であることを確認してください。 | |
環境作成定義ファイルに指定したローデバイスの所有グループがOSDBAグループであることを確認してください。 | ||
環境作成定義ファイルに指定したローデバイスのアクセス権限が600、または660であることを確認してください。 |
上記の対処で解決できない場合は、Oracleのアラートログ、およびSQLNETログを参照し、原因を取り除いてください。
Oracleの各ログを参照し解決できない場合は、“第1章 技術員連絡の前に”を参照して対処してください。
注意
“apfwcrtdbenvコマンド”または“apfwcrtapenvコマンド”を使用して環境を作成したあとで、本エラーメッセージが出力された場合、“Interstage Business Application Server トラブルシューティング”の“データベース環境セットアップコマンド実行時の異常”または“アプリケーションサーバ環境セットアップコマンド実行時の異常”を参照して、異常原因を特定してください。