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Interstage Business Application Server チューニングガイド
FUJITSU Software

3.2 RDBディクショナリの容量見積り式

RDBディクショナリの容量見積り式を以下に示します。
初期値は、RDBディクショナリの作成直後の容量です。
基礎値は、ユーザログテーブルを追加するごとに必要となる容量です。
RDBディクショナリの容量は、20メガバイト以上を指定してください。
容量不足が発生した場合は、基礎値をもとに容量を算出し、容量拡張などを行ってください。

初期値

563200バイト

基礎値

定義単位

変動要因

サイズ(バイト)

ユーザログテーブル

固定

7000

データベーススペース

固定

2000

スキーマ

注釈定義に指定した文字列長
: cmバイト

2000 + (100 + cm)

テーブル

Symfoware/RDBの文字コードとユーザログテーブルの文字コードが一致している場合

列数 : c個
DEFAULT句に指定した文字列長
: dlバイト
表の注釈定義に指定した文字列長
: cmバイト
列の注釈定義に指定した文字列長
: ccmバイト

4000 + 200 × c (注1)
+ 200
+ 2 × Σdl (注2)
+ (100 + cm)
+ Σ(100 + ccm) (注3)

Symfoware/RDBの文字コードとユーザログテーブルの文字コードが異なる場合

列数 : c個
DEFAULT句に指定した文字列長
: dlバイト
表の注釈定義に指定した文字列長
: cmバイト
列の注釈定義に指定した文字列長
: ccmバイト

4000 + 600 × c (注1)
+ 600
+ 2 × Σdl (注2)
+ (100 + cm)
+ Σ(100 + ccm) (注3)

表のDSO
(CYCLIC構造)

表定義に指定した列の数
: c個

700 × (30 × c / 512) + 720

表のDSI

固定

1500

権限

GRANT文実行回数 : g回

700 × (140 × g / 512) + 400 × g

注1) ユーザログテーブルのときは6個

注2) 表内のすべての省略値について足した値

注3) 表内のすべての列について注釈情報定義の文字列長を足した値

備考. 割り算の結果はすべて小数点以下切上げ