DBへの事前コネクト数を指定することで、ワークユニット(CORBAワークユニット)の起動時にDBへの接続が自動的に行われ、データベースへの初回接続の性能が改善されます。事前コネクト数が少ない場合、業務運用中にデータベース接続処理が実行される可能性が高くなり、処理性能が低下する場合があります。一方、事前コネクト数が多い場合、データベースやアプリケーション連携実行基盤での消費資源が増加します。目安値を基準に、処理性能や消費資源のバランスが最適となるようチューニングしてください。
以下に使用するデータベースリソースの一覧を示します。作成したアプリケーションの種別を考慮し、事前コネクト数のチューニングを実施してください。
アプリケーション | 業務用データベース用データベースリソース |
---|---|
サーバアプリケーション | △(注) |
注) アプリケーションで業務用データベースを使用する場合に使用します。
以下に、事前コネクト数へ設定する値の目安を示します。
業務用データベース用データベースリソース
ワークユニット上のアプリケーションで使用する業務用データベースのデータベースリソースを、必要な分だけ事前コネクトします。アプリケーションの都合に合わせ、必要な分だけ事前コネクト数を設定してください。
アプリケーション連携実行基盤の種類 | アプリケーションの種類 | 同時処理数の設定値 |
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同期アプリケーション連携実行基盤 | サーバアプリケーション | システム構築シートの「ワークユニット設定とアプリケーション情報の入力」シートで、プロセス数および最大のスレッド数を設定します。 |