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Interstage Business Application Server アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

7.1.2 初期処理/終了処理/前処理/後処理/エラー処理/トランザクション後メッセージ編集処理の利用指針

初期処理/終了処理/前処理/後処理/エラー処理/トランザクション後メッセージ編集処理の利用指針を以下に示します。

注意

C言語アプリケーションを使用できるのは、同期アプリケーション連携実行基盤だけです。

注意

  • 初期処理、および終了処理は、サーバアプリケーションと同一プロセス上でプロセス単位に実行されます。ワークユニット単位に起動処理、および停止処理を実行したい場合や、プロセス異常終了時に処理を実行したい場合には、ワークユニットの出口機能を利用することができます。
    ワークユニットの出口機能については、使用するアプリケーション連携実行基盤に応じて、以下を参照してください。

    • 同期アプリケーション連携実行基盤におけるCORBAワークユニットの出口機能
      “Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド”の“ワークユニットの作成”-“CORBAワークユニットの作成”-“アプリケーションの開発”-“ワークユニットの出口機能の使用方法”

  • 初期処理および終了処理を含むユーザ作成ライブラリは、業務共通制御ライブラリ、またはプレロードライブラリとして配備されている必要があります。

  • サーバアプリケーションのロード方法をダイナミックロードとする場合には、初期処理および終了処理のライブラリは、サーバアプリケーションのライブラリと分けて配備する必要があります。

  • サーバアプリケーションライブラリをダイナミックロードで動作させる場合、プレロードライブラリパスとダイナミックロードライブラリパスに同一パスは指定しないでください。
    同一パスを指定した場合、サーバアプリケーションライブラリはプレロードとして動作します。

  • ライブラリのロード方法についての詳細は、“7.4 ライブラリのロード”を参照してください。