データ変換用関数ヘッダファイル、データ変換用関数ソースファイルおよびC言語クライアントヘッダファイル、C言語クライアントソースファイルの生成を行います。
■C言語のサーバアプリケーションと連携する場合
業務共通制御実行基盤インタフェース生成ツール(apfwgenctrl、またはapfwgenctrlw)の-scclオプションを使用して、データ変換用関数ファイル、データ変換用関数ソースファイル、C言語クライアントヘッダファイル、およびC言語クライアントソースファイルを生成します。
業務共通制御実行基盤インタフェース生成ツール(apfwgenctrl、またはapfwgenctrlw)についての詳細は、“Interstage Business Application Server リファレンス”のapfwgenctrl、またはapfwgenctrlwコマンドを参照してください。
なお、業務共通制御実行基盤インタフェース生成ツール(apfwgenctrl、またはapfwgenctrlw)を実行する際には、InterstageのCORBAサービスと接続できる環境が必要になります。
開発用サーバで業務共通制御実行基盤インタフェース生成ツールを実行する際には、“Interstage Business Application Server 運用ガイド(アプリケーション連携実行基盤編)”の“Interstageの起動”を参照して、Interstageを起動してください。
Windows開発環境で業務共通制御実行基盤インタフェース生成ツールを実行する際には、開発環境にInterstage Business Application Serverのクライアントパッケージを使用して、開発用サーバのCORBAサービスに接続する必要があります。Interstage Business Application Serverのクライアントパッケージがインストールされていない場合は、インストールしてください。インストールされていることを確認したあとで、以下の設定を行います。
[Interstageのインストールディレクトリ]\ODWIN\etc\INITHOSTを開きます。
INITHOSTに以下の行を追加します。
Interstageが起動しているホスト名 CORBAサービスのポート番号(デフォルト:8002) |
「Interstageが起動しているホスト名」には、開発用サーバのホスト名を指定してください。
また、Interstage Business Application Serverのクライアントパッケージを使用してリモートホストに接続する場合、業務共通制御実行基盤インタフェース生成ツールを使用する際に“-r”オプションを指定してください。
生成されるC言語ソースファイルを以下に示します。なお、各ファイルの名称には、使用したIDLファイルで定義されている要素名が付加されます。
C言語ソース名 | 概要 | 生成個数 |
---|---|---|
xxx_apfw.h (注) | 構造体・配列・バイナリ・typedefされた型のヘッダファイル | 1ファイル生成されます。 |
xxx_apfwcdr.h (注) | 構造体・配列・バイナリ・typedefされた型のデータ変換用関数ヘッダファイル | 1ファイル生成されます。 |
xxx_apfwcdr.c (注) | 構造体・配列・バイナリ・typedefされた型のデータ変換用関数ソースファイル | 1ファイル生成されます。 |
xxx_apfwsccl.h (注) | C言語クライアントヘッダファイル | 1ファイル生成されます。 |
xxx_apfwsccl.c (注) | C言語クライアントソースファイル | 1ファイル生成されます。 |
注)xxxにはIDLファイルへ定義した構造体名が入ります。