記述形式
mfexecu -j 業務ID -u ユーザ定義名 -h 実行ホスト名 -s OS種別 [-t 業務種別] |
機能説明
SymfoNETで業務定義されていないグローバルサーバジョブの起動をグローバルサーバに依頼するコマンドです。本コマンドは、[登録-ジョブ]ウィンドウから登録されることによって起動するため、実際には使用しないコマンドです。
オペランド
-j 業務ID
ジョブの業務IDを指定します。業務IDは、長さ8バイト以内の英数字です。グローバルサーバ上のJCL中のジョブ名を指定してください。
-u ユーザ定義名
グローバルサーバへの接続に使用するユーザ名を指定します。
ユーザ定義名は、グローバルサーバへ接続するためのUNIXシステム上のグループ名であり、あらかじめmfusraddコマンド、mfusrpasswdコマンドを使ってグローバルサーバのユーザ名と対応づけて登録しておいてください。
-h 実行ホスト名
ジョブを実行するグローバルサーバのホスト名を指定します。
-s OS種別
ジョブを実行するサーバのOS名です。
MSPまたはXSPのいずれかを指定します。
-t 業務種別
実行する業務の種別を指定します。
業務種別にはbatch(バッチ業務)またはjcm(JCM業務)のいずれかを指定します。省略した場合は、バッチ業務として実行依頼します。OS種別にMSPを指定した場合には、jcmの指定は無効となります。
-p リトライ間隔
グローバルサーバへ接続できなかった際に、リトライする間隔を秒単位(5~30)で指定します。
本項目が省略された場合は、リトライを行いません。リトライ回数は10回です。
-a 代替ホスト名
指定したグローバルサーバに接続できなかった場合に、代わりに接続するサーバのホスト名を指定します。
本項目が省略された場合、代替接続は行いません。
-o ジョブへのパラメタ
ジョブに渡すパラメタを指定します。
実行ファイル名
ジョブとして起動する、グローバルサーバ上のファイル名です。OS種別がXSPの場合は実行ファイル名またはJCM名を、MSPの場合はデータセット名を指定します。
注意事項
本コマンドは、[登録-ジョブ]ウィンドウから登録されることによって起動するため、実際には使用しません。シェルからの直接コマンド入力で起動しないでください。
グローバルサーバのOSがXSPの場合、同じ業務IDのジョブを同時に実行することはできません。
本コマンドは終了待ち合わせを行うため、グローバルサーバジョブの終了まで復帰しません。