記述形式
[登録の場合] |
“[-sys サブシステム番号]”はSystemwalker Operation Manager EEのオプションです。
機能説明
REST実行ジョブがクラウドサービスに接続するための認証情報を登録/削除/参照します。
オプション
-add
定義ファイルの情報をもとに認証情報を登録します。なお、同一の認証情報名がすでに存在する場合は上書きされます。
定義ファイル
認証情報制御文(JSON形式)を格納したファイル名を指定します。
複数の認証情報を登録するときは、認証情報をJSONのリスト形式で複数記述します。
認証情報制御文の詳細については“4.9.1 認証情報制御文【Windows版】【Linux版】”を参照してください。
-del
指定された認証情報名の認証情報を削除します。
-show
指定された認証情報名の認証情報を参照します。
認証情報名を指定しない場合、登録されている認証情報の一覧を表示します。
以下の情報は、値が“***”で表示されます。
BASIC認証のパスワード
ベアラートークン認証の認証トークン
AWS_SigV4認証のシークレットアクセスキー
Oauth2.0認証のクライアントシークレット
プロキシサーバ認証のパスワード
任意に設定したキーの値
認証情報名
削除または参照する認証情報の認証情報名を指定します。
-sys サブシステム番号
複数サブシステムを運用しているシステムで、操作対象のサブシステムを指定するためのオプションです。削除したいプロジェクトが存在するサブシステム番号を0から9の範囲で指定します。このオプションを省略した場合、サブシステム0が操作対象となります。
復帰値
復帰値 | 意味 |
---|---|
0 | 正常終了 |
0以外 | 異常終了 |
コマンド格納場所
Windows | Systemwalker Operation Managerインストール先ディレクトリ\MpWalker.JM\bin |
Linux | /usr/bin |
実行に必要な権限
システム管理者(Administratorsグループに属するユーザ/スーパーユーザ)の権限が必要です。
使用例
登録の場合
jobschsetauthinfo -add /tmp/authinfo.json |
削除の場合
jobschsetauthinfo -del test1 |
参照の場合
jobschsetauthinfo -show test1 |
実行結果/出力形式
-add、-delオプションを指定した場合の出力例
標準出力なし
-showオプションを指定した場合の出力例
jobschsetauthinfo -show test1 |
注意事項
定義ファイルの内容に誤りがあった場合、jobschsetauthinfoコマンド実行時にエラーになります。
マスタスケジュール管理機能でスケジュール情報の分散を行う場合、jobschsetauthinfoコマンドで登録した認証情報は配付されません。そのため、あらかじめスケジュールサーバ側で必要な認証情報を設定してください。
jobschsetauthinfoコマンドで登録した認証情報は、ジョブスケジューラのスケジュール情報の一部として、ポリシー情報の抽出/配付の対象となります。