記述形式
[登録/変更の場合] |
機能説明
「カレンダ」の休日を登録/変更/削除します。
オプション
-ent
定義ファイルの情報をもとに、「カレンダ」の休日を登録/変更します。
定義ファイル
休日情報制御文を格納したファイル名を指定します。
“休日情報制御文”については、“4.2.1 休日情報制御文”を参照してください。
-del
「システムカレンダ」以外のカレンダを削除します。
カレンダ名
削除する「システムカレンダ」以外のカレンダ名を指定します。
コマンド格納場所
Windows | Systemwalker Operation Managerインストール先ディレクトリ\MpWalker.JM\bin |
Solaris | /usr/bin |
実行に必要な権限
システム管理者(Administratorsグループに属するユーザ/スーパーユーザ)権限が必要です。
注意事項
「カレンダ」の休日は、システム管理者(“Administrators”グループに属するユーザ/スーパーユーザ)のみ登録/変更/削除することができます。一般利用者は、jobschsetholコマンドを使用することはできません。
ジョブネットが引用中の「カレンダ」を削除することはできません。
「システムカレンダ」を変更する場合、稼働日から休日に変更された場合は、その電源制御のパターン情報が失われます。また、休日から稼働日に変更された場合は、電源制御パターンとして標準パターンが設定されます(HP-UX、AIXを除く)。
本コマンドでは、「カレンダ」の休日を上書きして再作成します。そのため、個々に設定した休日の情報はクリアされます。必要に応じて再度、個々に休日を設定してください。
本コマンドは、カレンダ反映開始日の設定をすることはできません。
[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウの[利用機能2]シートで[起動日再作成の抑止]を指定していない場合は、以下に注意してください。
ジョブネットが引用中の「カレンダ」を変更した場合、ジョブネットの起動日は変更された「カレンダ」をもとに再設定されます。「カレンダ」の変更後にジョブネット起動日(特異日の設定)を確認・修正してください。なお、反映開始日を設定していた場合についても、指定した反映開始日に関係なく、変更した「カレンダ」をもとにジョブネットの起動日が再設定されます。
本コマンドは、休日カレンダの変更をサーバに依頼するだけのものです。コマンドの実行が完了しても、サーバ上の、各ジョブネットの起動日へ、変更内容の反映が完了していることを保証するものではありません。
そのため、本コマンドの完了後、しばらく経過してから、各ジョブネットの起動日に反映される場合があります。
本コマンドでは登録済みの休日カレンダと同名の休日カレンダを登録する場合、上書きして再作成します。そのため登録済みの休日カレンダは新たに作成したカレンダ制御文の記載内容のとおりになります。
「年間の休日設定」([年間休日の設定]ウィンドウ)の以下の情報は設定できません。
[曜日選択域]の第○週の情報
[振替休日を有効にする]の情報
jobschprint -rhコマンドで出力した休日情報制御文をそのまま使用して本コマンドでカレンダを登録/変更した場合、「年間の休日設定」([年間休日の設定]ウィンドウ)の情報は設定されません。