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Systemwalker Operation Manager  リファレンス集
FUJITSU Software

2.3 mkbatコマンド

記述形式

【Windows版】

mkbat -f file [-j] [-b]

【UNIX版】

mkbat -f file [-j]

機能説明

すでにプロジェクトに設定されているアクセス制御情報からアクセス権設定コマンド(mpsetacl)、所有者のアクセス権設定コマンド(mpchown)のコマンド列を作成します。本コマンドは、サーバ間で同一の定義を使用する場合などに利用します。アクセス権設定コマンド(mpsetacl)の“-u”オプションに指定したユーザ名および“-g”オプションに指定したグループ名と、所有者のアクセス権設定コマンド(mpchown)の“-o”オプションに指定したユーザ名またはグループ名がサーバごとに異なる場合は、出力したバッチファイル/シェルスクリプトの編集が必要です。

オプション

-f file

作成するバッチファイル名/シェルスクリプト名を指定します。

なお、既存ファイルを指定した場合は、上書きされます。

-j

-jを指定した場合は、Systemwalker Operation Managerのアクセス権の定義情報をコマンド列で作成します。Systemwalker Centric Managerがインストールされていない場合は、-jを指定して実行してください。

-jを省略した場合は、Systemwalker Operation ManagerおよびSystemwalker Centric Managerの両方のアクセス権定義情報をコマンド列で作成します。

-b【Windows版】

-jオプションで作成したアクセス権定義情報を自コンピュータ用にバックアップする場合に指定します。

コマンド格納場所

Windows

Systemwalker Operation Managerインストールディレクトリ\mpwalker\bin

Solaris
HP-UX
AIX
Linux

Systemwalker Operation Managerインストールディレクトリ/FJSVfwseo/bin

実行に必要な権限

本コマンドは、システム管理者(Administratorsグループに属するユーザ/スーパーユーザ)のみ実行できます。

注意事項

HP-UX版の場合、本コマンドにより出力されたシェルスクリプトを実行するときは、以下に注意してください。

Systemwalker Centric Managerのアクセス権定義情報も一緒に作成する場合は、以下に注意してください。

クラスタ環境では、本コマンドで作成したバッチファイル/シェルスクリプトは、運用系でのみ実行してください。運用系で行った設定は、フェールオーバ時に待機系に反映されます。運用系か待機系かの確認は、使用しているクラスタシステムで実施してください。