記述形式
【Windows版】
omgrmonitor {-export|-get|-import} file_name [-name 監視ホスト定義名] |
【UNIX版】
omgrmonitor {-export|-import} file_name [-name 監視ホスト定義名] |
機能説明
Systemwalker Operation Managerの監視ホスト情報をCSV形式のファイルに出力します。
また、CSV形式のファイルをSystemwalker Operation Managerの監視ホスト情報として取り込むことができます。
なお、本コマンドでは、サブシステムの情報は扱えません。
Systemwalker Centric Managerの運用管理サーバが導入されている場合は、Systemwalker Centric Managerの構成情報データベースに登録されている基本ツリー情報をCSV形式のファイルに出力することができます。【Windows版】
オプション
-export file_name
監視ホスト情報を、指定されたファイル名にCSV形式で出力します。
file_nameにはSJISのコードで出力されます。【UNIX版】
-get file_name 【Windows版】
Systemwalker Centric Managerの構成情報データベースに登録されている基本ツリー情報を、指定されたファイル名にCSV形式で出力します。
-import file_name
指定されたCSV形式のファイルを、Systemwalker Operation Managerの監視ホスト情報として取り込みます。
file_nameは、SJISのコードで記述してある必要があります。【UNIX版】
-name 監視ホスト定義名
出力または取込み対象とする監視ホスト定義名を指定します。省略した場合には、“DEFAULT”の情報を出力または取込み対象とします。
注意事項
Systemwalker Centric Managerの構成情報データベースに登録されている基本ツリー情報を、-getオプションを指定してCSV形式に出力する場合は、Systemwalker Centric Managerの運用管理サーバ上で本コマンドを実行してください。【Windows版】
基本ツリー情報の出力例
フォルダ番号,先行フォルダ番号,フォルダの表示名,ホストの表示名,ホスト名,IPアドレス ,6,,"111","111",10.111.111.111 ,6,,"222","222",10.111.111.112 ,6,,"333","333",10.111.111.113 7,5,"10.111.222.0",,, |
上記のファイルを表計算ソフトで表示した例を、次に示します。
基本ツリー情報の表示例
CSV形式のファイルで監視ホスト情報を作成する場合の注意事項
1行目のタイトル行は必須項目です。変更しないでください。
2行目のrootフォルダは必須項目です。変更しないでください。
3行目以降は、以下の手順に従って記述してください。
フォルダを指定する場合
フォルダ番号を指定します。他のフォルダ番号と重複しないように注意してください。
先行フォルダ番号を指定します。
フォルダの表示名を指定します。
フォルダ番号、先行フォルダ番号およびフォルダの表示名の指定は必須です。
その他の情報は指定しないでください。
ホストを指定する場合
先行フォルダ番号を指定します。
ホストの表示名(接続ホスト名コンボボックスでの表示名)を指定します。128バイト以内で指定します。
ホスト名(DNS名)を指定します。“ホスト名”または“ホスト名.ドメイン名”の形式で指定します。
IPアドレスを指定します。
先行フォルダ番号、ホストの表示名、ホスト名およびIPアドレスは必須です。
その他の情報は指定しないでください。
注意
CSV形式のファイルを表計算ソフトで読み込む時、数字だけの文字列が以下のように変換される場合があります。
CSVファイル上での表記:0010 → 表計算ソフトでの表記:10
これは、表計算ソフトが数字だけの文字列を、文字列ではなく数値データとして誤って認識するためにおこる現象です。このような場合は、セルの書式設定により該当セルが文字列として扱われるように変更したのち、CSVファイル上での表記にあわせて文字列を訂正してください。