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Systemwalker Operation Manager  移行ガイド
FUJITSU Software

1.2 移行条件と注意

本製品に移行するために必要な条件と、作業を行う上で、あらかじめ注意が必要な事項について説明します。

移行条件

本製品に移行するためには、以下の条件を満たす必要があります。

移行時の注意

移行作業を行う上で、あらかじめ注意が必要な事項について説明します。

移行されない情報

移行元で以下の情報をデフォルトから変更していた場合は、変更後の内容が移行されず、デフォルトに戻ります。移行先の環境で、必要に応じて変更してください。

  • Webコンソール/Web APIのポート番号

  • Webサーバの環境定義ファイル(httpd.conf)

  • mpaclmgrのポート番号

  • スタートアップアカウント【Windows版】

また、以下を削除していた場合は、インストール直後の状態に戻ります。

  • [SampleProject]プロジェクト【Windows版】

Systemwalker Operation Manager V13.4.0~V16.0.1からSystemwalker Operation Manager V17.0.0以降への移行の場合
  • 移行前の環境において、Webコンソールの暗号化通信(HTTPS通信)の定義を作成しており、移行後の環境で同じ証明書を利用する場合、証明書/鍵管理環境を移行する必要があります。移行手順については、“2.5 証明書/鍵管理環境を移行する場合”を参照してください。

  • 移行前の環境において、プロジェクトのアクセス権設定に、Systemwalker認証リポジトリ上のユーザー/グループの定義を利用していた場合、移行先では該当の定義が削除されて登録されます。

移行作業を開始する前に

移行作業を開始する前に、以下の確認および作業を実施してください。

  • 旧バージョンのバックアップ

    移行作業を開始する前に、移行作業中のトラブルに備え、旧バージョンの運用環境をバックアップしておくことをおすすめします。バックアップは、旧バージョンのマニュアルにしたがって行ってください。

移行作業が終わった後に

移行作業が終わった後に、以下の確認および作業を実施してください。

  • Systemwalker Operation Manager のAPIを利用したアプリケーションの再コンパイル

    移行後に、新しいバージョンのヘッダーファイル、および、ライブラリを利用して、Systemwalker Operation Manager のAPIを利用したアプリケーションをコンパイルしてください。