キュー内のジョブの多重度と投入可能ジョブ数を同じ制限値で定義すると、ジョブは多重度の制限を超えて投入できないため、即実行できないジョブの投入を拒否できる運用、つまり実行待ちを作らない運用が可能です。
キュー内のジョブの多重度は、[キューの作成/編集]ウィンドウの“同時実行可能なジョブ数を制限する(ジョブの多重度)”で定義します。投入可能ジョブ数も、同じウィンドウの“投入可能ジョブ数を制限する(ジョブ数)”で定義します。
なお、制限値については、アプリケーションがシステムに与える負荷を考慮して値を設定してください。
以下に、キュー内のジョブの多重度および投入可能ジョブ数を、いずれも“5”に設定した場合のイメージ図を示します。